ニュースマーケット・相場観
「日本の企業バイアウトはまだ初期段階」 Goldman Sachs資産運用部門が強気の見方

Goldman Sachs Asset Managementでプライベート・エクイティ部門を率いるステファニー・ホイ氏は9日、シンガポールで開かれたReuters NEXT Asiaに登壇し、日本における企業買収やプライベート・エクイティ投資は「まだ初期段階にある」と述べ、日本の株式市場には再編の余地が大きいとの見方を示した。
ホイ氏は、日本、韓国、オーストラリアの3カ国について、経済の安定性と企業規模の大きさから、アジアでM&Aや非公開化案件の妙味が最も大きい地域だと指摘した。日本ではコーポレートガバナンス改革により企業や取締役会が投資家還元の改善を迫られており、過去3年間で外資系プライベート・エクイティの活動が一段と活発化している。
今年の日本国内の案件としては、KKRによる太陽ホールディングスの非公開化や、カカクコムを巡る買収競争などが挙げられており、非公開化の流れは続くとみられる。