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政府がGPIFの国内投資拡大へ、片山財務相の発言で円急伸・国債利回りは1カ月ぶりの低下幅
片山さつき(かたやまさつき)財務相は7月10日の記者会見で、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)を含む公的年金基金による日本国内の金融資産への投資を「大幅に」拡大させる方策を追求する考えを示した。GPIFは3月末時点で293.6兆円を運用する世界最大の年金基金であり、資産配分の変更は世界の金融市場に波及する。
発言を受けて市場は即座に反応し、円は対ドルで0.6%高の1ドル161円台前半まで急伸した。10年物国債利回りは10ベーシスポイント低下の2.775%と1カ月ぶりの大きな低下幅を記録し、20年債利回りも11.5ベーシスポイント低下した。
拡張的な財政政策への懸念から国債利回りが数十年ぶりの高水準に達していた中、年金マネーの国内回帰観測は、円安と金利上昇の両方に歯止めをかける構造的な材料として注目されている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters