ニュースマーケット・相場観
金・銀が下落、原油高で追加利上げ観測強まる

金相場は13日のアジア市場で下落した。週末のアメリカとイランの攻撃応酬でエネルギー価格が上昇し、インフレ抑制のための利上げが必要になるとの観測が再び強まった。金のスポット価格は一時1.2%安の1オンス=4068.91ドル、銀は1.8%安の58.82ドルまで売られ、プラチナとパラジウムも下落した。
先週公表された連邦公開市場委員会(FOMC)6月会合の議事要旨では、一部の当局者が利上げを主張していたことが判明している。物価への懸念が労働市場への懸念を上回りつつあり、金利を生まない貴金属には逆風が続く構図だ。
今週は14日にウォーシュ議長のアメリカ連邦準備制度理事会(FRB)議長就任後初となる議会証言と、6月の消費者物価指数(CPI)の発表を控える。市場アナリストは「ホルムズ海峡周辺の戦闘が収束しない限り、原油高、金利上昇、ドル高が金相場を圧迫し続ける」と指摘した。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Bloomberg