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片山財務相がGPIFの運用見直しの可能性に言及、NISAへの国債組み入れ案も浮上
片山さつき(かたやまさつき)財務大臣は14日の記者会見で、政府が成長戦略を強力に進めて円建て資産の魅力が高まれば、世界最大の年金基金である年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の基本ポートフォリオが「見直され、必要なら改定される可能性がある」と述べた。少額投資非課税制度(NISA)の対象に国債を加える構想にも言及し、家計資金を国内資産へ誘導する姿勢を鮮明にした。
片山財務大臣が先週金曜に「日本の金融資産への大幅な投資拡大」を促すと発言した後、円と国債は急伸したが、政府筋が即時の資産配分変更を否定したと伝わり、上昇分は帳消しとなっていた。木原稔(きはらみのる)官房長官も前日、GPIFが定期的にポートフォリオを見直していると述べており、今回の発言は市場の思惑を再び刺激する内容となった。
GPIFの運用資産は3月末時点で293兆6000億円に上り、現行計画では国内債券、外国債券、国内株式、外国株式に25%ずつ配分している。所管する厚生労働省側は近い将来の変更に慎重な姿勢を示しており、時期や規模の手掛かりは示されていない。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters