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日銀が2016年マイナス金利導入の議事録公開、賛成5反対4の薄氷決定が判明
日銀は15日、2016年1月にマイナス金利政策の導入を決めた金融政策決定会合の議事録を公開した。Reutersによると、当時の黒田東彦(くろだはるひこ)総裁の提案に対し審議委員から「生煮えで急ごしらえに見える」といった批判が噴出し、採決は賛成5、反対4の僅差だった。
反対した白井さゆり(しらいさゆり)審議委員(当時)は、経済はそこまで悪化していないと指摘し、佐藤健裕(さとうたけひろ)審議委員(同)は欧州中央銀行(ECB)との通貨切り下げ競争に陥る危険を警告した。決定は黒田総裁が国会で導入を否定した直後で、市場に衝撃を与えた。
日銀は2024年にマイナス金利を解除し、植田和男(うえだかずお)総裁の下で利上げを続けている。6月の1%への利上げでも反対票が出ており、中東発のエネルギーショックが政策運営を難しくしている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters