ニュースマーケット・相場観
キオクシア株がストップ安、時価総額は1カ月で半減し30兆円が消失

半導体メモリー大手キオクシアホールディングスの株価が17日、東京市場で一時16%下落しストップ安となりました。株価は先月のピークから52%下落し、失われた時価総額は少なくとも30兆円、ドル換算で約1850億ドルに達します。6月中旬にトヨタ自動車を抜いて日本の時価総額首位に立ってからわずか1カ月で、企業価値が半減した計算です。
キオクシア株は年初から600%を超える上昇を演じ、人工知能向けメモリー需要への期待を象徴する銘柄でした。しかし人工知能関連株全体の急落に加え、大株主Bain Capitalの売却が相場の天井を示すサインと受け止められたことや、個人投資家の信用買いの膨張が下落を加速させています。時価総額の順位は国内4位に後退しました。
さらに17日には、アメリカのテキサス州連邦地裁の陪審がメモリー技術を巡るViasatの特許侵害を認定し、キオクシアに2億2900万ドルの損害賠償を命じたことも売り材料となりました。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Bloomberg