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6月の輸出19.3%増・輸入は過去最高 貿易赤字4069億円で日銀に難題
財務省が22日発表した6月の貿易統計によると、輸入額は前年同月比25.4%増の11兆3000億円と過去最高を記録し、2022年11月以来の高い伸びとなった。市場予想の21%増を大きく上回った。円安と原油価格の高騰が輸入コストを押し上げた形で、原油の輸入数量は13.7%減少した一方、金額は59.3%も急増し、円建て単価は過去最高となった。
輸出は19.3%増と予想の18.6%増を上回り、10カ月連続のプラスを維持した。円安効果に加え、人工知能関連のデータセンター需要が追い風となった。アメリカ向けは、ガソリン価格の高止まりでハイブリッド車の需要が堅調なことから13%増、中国向けも17.6%増となった。差し引きの貿易収支は4069億円の赤字で、予想の1200億円の赤字を大幅に上回った。
日本銀行は来週の金融政策決定会合で金利を据え置くとの見方が大勢だが、円安とエネルギー高の組み合わせがインフレリスクを高めており、引き締め方向の姿勢は維持するとみられる。膨らむ輸入額は、景気回復を守りながら物価上昇に対処するという難しい判断を政策当局に迫っている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters