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長期金利が上昇、10年債利回り2.75% アメリカ金利高と40年債入札を警戒

22日の債券市場で国債先物が下落し、長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りは2.75%程度まで上昇した。前日のアメリカ市場で長期金利が約2カ月ぶりの高水準となる4.6%台に乗せた流れを引き継ぎ、日本の国債にも売り圧力がかかった。中東情勢の悪化による原油高がインフレ懸念を強め、世界的に金利の上昇圧力が高まっている。
円が40年ぶり安値まで下落したことも、輸入物価の上昇を通じて日本銀行の政策正常化を後押しするとの見方につながり、債券売りの材料となった。エネルギー価格の高騰は日本のインフレを加速させる可能性があり、日本銀行の追加利上げペースが速まるとの観測が金利を押し上げている。
市場では22日に財務省が実施する約3000億円の40年物国債の入札にも注目が集まった。超長期債は財政拡張への懸念から売られやすい地合いが続いており、現在の利回り水準で十分な需要が集まるかが焦点となった。来週の日本銀行の金融政策決定会合を前に、債券市場は神経質な展開が続きそうだ。