ニュースマーケット・相場観
日経平均4%超急落、半導体売りが直撃 キオクシアは18%安
28日の東京株式市場で日経平均株価は急落し、下落率は4%を超えた。前日のアメリカ市場でフィラデルフィア半導体株指数が2.2%下落した流れを受け、半導体関連株に売りが集中した。個別ではキオクシアが18%安、東京エレクトロンが9.8%安と大幅に下落した。
売りの背景には、人工知能ブームを支える巨額資金調達への不安がある。NVIDIAがOpenAIのデータセンター計画に約2500億ドルの融資保証を協議していると報じられたことで、前日のNVIDIA株は5%下落した。加えて、中国の半導体メモリー大手CXMTが上海市場への上場初日に466%高となったことや、中国が露光装置の国産化で前進したとの報道が、中国勢の競争力向上への警戒を強めた。
外国為替市場では円が1ドル=163円台後半と約40年ぶりの安値圏で推移しており、今週の日本銀行の金融政策決定会合の結果次第では円買い介入への警戒も高まっている。株安と円安が同時進行する中、投資家は日本銀行とアメリカ連邦準備制度理事会(FRB)の政策判断を注視している。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters