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ドルが1カ月ぶり高値、円は163円台後半 FRB利上げ観測が急上昇

28日の外国為替市場で、ドルは主要通貨に対して約1カ月ぶりの高値圏で推移した。ドル指数は101.55へ小幅上昇し、円は1ドル=163円82銭前後と約40年ぶりの安値圏で取引された。ユーロは1ユーロ=1.1366ドル前後で推移している。
背景には、アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)が29日に結論を出す連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ観測がある。金利先物市場が織り込む今回の0.25%以上の利上げ確率は36.3%と、1週間前の16%から急上昇した。9月会合での利上げ確率は81%に達している。今月の原油価格急騰と中東情勢の緊迫を受け、大手証券の間でも利上げリスクを指摘する見方が増えていた。
アメリカとイランの攻撃応酬の一時停止で原油価格は下落しインフレ懸念はやや後退したものの、短期債への買いは限定的で、ドルの下支え要因となっている。市場関係者からは、仮に利上げが実施されれば、円やスイスフランなど低金利通貨に対するドルの上昇が加速するとの声が出ている。日本銀行の金融政策決定会合の結果と合わせ、今週は円相場の大きな変動要因が集中する。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters