ニュースマーケット・相場観
円1ドル163円台、日銀会合を前に165円突破と為替介入への警戒

円相場は1ドル163円台で推移し、日本銀行の金融政策決定会合を前に一段の下落への警戒が強まっている。市場は7月31日の会合で政策金利が据え置かれると見込んでおり、焦点は植田和男(うえだかずお)総裁が次の利上げ時期をどこまで示唆するかに移っている。
円は6月に1986年以来の安値をつけ、7月に入っても軟調が続く。原油高、日本の財政への懸念、日本とアメリカの金利差が重しとなっている。RBC BlueBayの運用担当者は、総裁の発言が十分に強気でなければ円は165円を超えて下落するとの見方を示した。
翌日物金利スワップは9月までの利上げ確率を約29%、10月までを約78%と織り込む一方、Bloombergの調査では回答した経済専門家の半数が次の利上げを12月まで待つと予想している。会見が緩和的と受け止められれば、当局による為替介入が現実味を帯びるとの指摘も出ている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Bloomberg