ニュースマーケット・相場観
日経平均が1.28%高で反発、アドバンテスト急伸が半導体株を牽引

7月30日の東京株式市場で日経平均株価は前日比1.28%高となり、3営業日ぶりに反発して6万2000円台を回復した。前日終値は6万1434円19銭で、人工知能関連銘柄の売りが続いていたが、半導体検査装置大手のアドバンテストが通期利益見通しを引き上げたことを受け、半導体関連株に買い戻しが入った。
アドバンテスト株は一時12%高となった。人工知能推論向け半導体の検査需要が4月時点の想定を上回るペースで積み上がっており、通期営業利益見通しは前回計画から34.8%引き上げられた。同社の検査装置は半導体供給網の上流に位置するため、上方修正の幅は人工知能向け半導体の実生産ペースを測る指標としても受け止められている。
一方、東証株価指数(TOPIX)は銀行株の下落に押されて軟調に推移した。アメリカの長期金利上昇が世界的な株安を招いた流れのなかで、東京市場は指数間の方向感が分かれる展開となった。日本銀行の金融政策決定会合の結果公表を翌31日に控え、投資家は積極的なポジション構築を見送っている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters