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サンリオ株が一時20%安、四半期最高益でも市場予想に届かず

サンリオの株価が12日の東京市場で一時20%下落し、2014年以来12年ぶりの下落率を記録した。2027年3月期第1四半期の連結営業利益は224億4000万円と前年同期比11.1%増の四半期最高益となったが、市場予想には届かず、失望売りが膨らんだ。決算は東京市場が休場となる直前の10日に発表されており、投資家の反応が12日の取引に集中した。
サンリオはハローキティに依存した収益構造からの脱却を進め、複数のキャラクターを同時に育成する戦略で近年高い評価を得てきた。ライセンス収入を中心に、直営店とテーマパーク、デジタル分野へ収益源を広げ、中国や北米での事業拡大が業績を牽引してきた経緯がある。今期も増収増益を計画しているが、成長率の鈍化が意識された格好である。
同じ12日には楽天グループ株も急落しており、決算内容が市場予想に届かなかった銘柄に対して投資家が厳しい姿勢で臨んでいる構図が鮮明になった。高い成長期待を織り込んで買われてきた消費関連銘柄では、増益基調を維持していても予想との差が株価に直結しやすい状況が続いている。