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円は159円台前半へ上昇、10年物国債利回りは30年ぶり高水準

円相場は8月17日、対ドルで0.2%上昇し1ドル159.075円をつけた。予想を下回る4月から6月期の国内総生産にはほとんど反応せず、2営業日連続の小幅高となった。値動きは過去1週間のレンジ内にとどまっている。同じ日、10年物国債の利回りは30年ぶりの高水準まで上昇した。
円を押し上げたのはアメリカ側の材料である。雇用統計や消費者物価、生産者物価が軒並み軟調だったことで、アメリカ連邦準備制度理事会が年内に利上げに動くとの見方が急速に後退した。CME Group のFedWatchによると、9月16日に終了する会合で金利を据え置く確率は69.9%と、1カ月前の47.6%から上昇している。ユーロは0.1%高の1.1585ドルと2カ月ぶりの高値を突破し、イギリスのポンドやオーストラリアドルも上昇した。
Capital Economics は、4月から6月期の内容はまちまちだったとしたうえで、政府消費の伸びは高市早苗(たかいちさなえ)首相の拡張的な財政政策が効き始めていることを示すと指摘した。ブレント原油は1バレル88.51ドルで横ばい。ホルムズ海峡の船舶航行は細り続けており、輸入コストと金利の双方が日本の企業収益を左右する局面が続く。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters