ニュースマーケット・相場観
アメリカ株が下落、メモリー関連が売りを主導

8月24日のアメリカ株式市場でS&P 500とNasdaqが下落して取引を終えた。半導体株で構成されるフィラデルフィア半導体株指数は2.7パーセント下落し、メモリー大手のMicron Technologyが5パーセントを超える下げとなるなど、記憶素子関連が売りを主導した。一方でダウ工業株30種平均は上昇した。
投資家は今週集中する材料を前に持ち高を落としている。8月26日のNVIDIAの決算に加え、個人消費支出物価指数の発表と、ジャクソンホール会議でのアメリカ連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が控える。イランを対象とする制裁強化が世界の資金フローに与える影響も見極める必要がある。
この流れはアジア市場にも波及し、8月25日は日本と韓国を中心にハイテク株が売られた。人工知能向け設備投資が実際の利益にどこまで結び付くのかという疑念が、地域をまたいで株価の重しとなっている。