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日銀総裁が9月の追加利上げ議論を明言、物価上振れリスクを重点点検

日本銀行の植田和男(うえだかずお)総裁は9月1日、主要20か国・地域(G20)の財務相・中央銀行総裁会議に出席した後の記者会見で、9月17日から18日の金融政策決定会合を含めて追加利上げを議論する考えを示しました。緩和的な金融環境が続く限り利上げを継続したいと述べ、市場では今月の利上げ観測が一段と強まっています。
植田和男総裁は、基調的な物価上昇率が2%目標に極めて近い水準にあるとしたうえで、物価が想定を上回るリスクが高まっているかどうかを重点的に点検すると説明しました。一方でこれまで5回の利上げを重ねてきた累積的な影響も慎重に見極める必要があるとして、事前の確約は避けました。
発言を受けて、金融政策に最も敏感な2年物国債の利回りは1.830%と1995年以来の高水準に上昇しました。会合前のブラックアウト期間に入る直前の発言であり、投資家にとって金利と円相場の転換点を測る重要な材料となります。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters