ニュースマーケット・相場観
日経平均が2%超上昇し6万6000円台を回復 半導体株が相場をけん引

9月7日の東京株式市場で日経平均株価は前週末比2%を超える上昇となり、6万6300円台を回復した。TOPIXも0.8%高の4136前後で取引を終えている。前週末のアメリカ市場で半導体株とメモリ関連株が買われた流れを引き継ぎ、人工知能向け設備投資への期待が改めて相場を押し上げた。長期金利の上昇が一服したことも投資家心理を支えた。
個別ではアドバンテストが5.7%高、東京エレクトロンが4.74%高となり、キオクシア、ソフトバンクグループ、フジクラも上昇した。一方でソニーグループは2.95%下落し、三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループなどの銀行株は軟調だった。相場の上昇は指数寄与度の高い一部銘柄に集中している。
上昇は日本にとどまらず、韓国のKOSPIも3%を超えて上昇した。半導体を軸としたアジア株の同時高は、中東情勢の緊張と金利先高観という逆風があっても、人工知能投資に関わる銘柄には資金が集まり続けていることを示している。物色対象の偏りが強まっている点は、指数連動型の運用を行う投資家にとって注意すべき変化である。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Bloomberg