ニュースマーケット・相場観
FRB利上げで円が155円台後半に下落、政府はアメリカとの緊密な連携を強調

外国為替市場で17日、円相場は1ドル=155円台後半と約2週間ぶりの安値圏で推移した。アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)が16日に約3年ぶりの利上げに踏み切り、年内の追加利上げも示唆したことでドルが幅広く買われ、ドル指数は7月末以来の高水準を付けた。
木原稔(きはらみのる)官房長官は17日、個別の為替の動きへの論評は控えたうえで、秩序ある値動きを確保するためアメリカ当局と緊密に連携していく考えを示した。円は先週、日本銀行の利上げ加速観測を背景に約7カ月ぶりの高値を付けていたが、その上昇分を失いつつある。
日本銀行は18日の金融政策決定会合で政策金利を31年ぶりの高水準に引き上げるとの見方が大勢だ。利上げ自体は相場に織り込み済みとされ、植田和男(うえだかずお)総裁が追加利上げの時期やペースをどこまで示すかが、円相場の次の試金石になるとの指摘が出ている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters