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商船三井が古い原油タンカーの売却へ、中古船価の高騰を会長が「好機」と判断

商船三井の橋本剛(はしもとたけし)会長は、保有する古い原油タンカーの一部を売却する計画を明らかにした。タイのバンコクで開かれた国際会議「ガステック」の会場でインタビューに応じ、「この機会を逃すべきではない」と述べた。売却は年1〜2隻のペースを想定している。
中東での戦争でホルムズ海峡の通航が難しくなり、産油国はアジアや欧州の顧客に原油を届けるため迂回ルートの利用を迫られている。すぐに投入できる既存船の需要が急増し、中古船の価格が新造船を上回る異例の状況となっており、船主は売却で大きな利益を得られる局面にある。
商船三井はばら積み船やコンテナ船を含め900隻超を運航する日本最大級の船主だ。今年に入り、アクティビスト投資家のElliottが大量の株式を取得したと表明し、資本効率の改善に向けて船舶の売却を促す方針を示していた。船価高騰を生かした資産の入れ替えが、今後の焦点となる。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Bloomberg