2025/12/12の経済ニュース10選 - ブロードコム好決算、テラUSD崩壊ド・クォン禁固15年、万科危機の影響

2025年12月12日 MBI経済ニュース編集部

2025年12月12日の経済ニュースでは、ブロードコムがAI半導体収益の倍増見通しを示し株価が急騰。また、テラUSD崩壊を引き起こしたド・クォン被告に禁固15年の厳しい判決が下されました。万科企業の深刻な資金難も懸念される中、米国の新規失業保険申請が急増するなど、経済情勢の不安定感が強まっています。

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2025/12/12の経済ニュース10選 - ブロードコム好決算、テラUSD崩壊ド・クォン禁固15年、万科危機の影響(動画)

1. ブロードコム好決算、AI半導体収益が倍増見通しで株価急騰

マーケット・相場観 ・ 出典:CNBC、Bloomberg

米半導体大手ブロードコム(Broadcom)が発表した2025年度第4四半期決算は、市場予想を上回る好調な結果となった。売上高は180億2000万ドル(前年同期比28%増)で、アナリスト予想の174億9000万ドルを上回った。調整後の1株当たり利益も1.95ドルと予想の1.86ドルを超えた。 特に注目されたのはAI関連事業の見通しだ。ホック・タンCEOは「第1四半期のAI半導体収益は前年同期比で倍増し、82億ドルに達する見込み」と発表…

2. テラフォーム創業者ド・クォン氏に禁固15年、400億ドル詐欺で判決

規制・税制・政策 ・ 出典:AP通信、Bloomberg、CNN

暗号資産テラUSD(TerraUSD)の崩壊を引き起こしたテラフォーム・ラボ共同創業者のド・クォン被告(34)に対し、ニューヨーク連邦地裁は禁固15年の判決を言い渡した。ポール・エンゲルマイヤー判事は「史上稀に見る世代規模の詐欺」と厳しく断罪した。 2022年5月のテラUSDとルナの崩壊では、わずか3日間で約400億ドル(約6兆円)が消失。検察によれば、この損失額はFTX創業者サム・バンクマン=フリードとワンコイン共同創業者の詐欺被害…

3. ディズニーがOpenAIに10億ドル投資、Soraでキャラクター使用を許諾

経営・戦略 ・ 出典:CNBC、Bloomberg、Variety

ウォルト・ディズニー・カンパニーは、OpenAIに10億ドル(約1550億円)を出資し、同社のAI動画生成プラットフォーム「Sora」へのキャラクターライセンス供与で合意したと発表した。ハリウッド大手スタジオがAIプラットフォームと大規模提携を結ぶ初の事例となる。 3年間のライセンス契約により、Soraユーザーはミッキーマウスやアリエル、シンデレラ、ダース・ベイダー、アイアンマンなど、ディズニー、マーベル、ピクサー、スター・ウォーズの…

4. 米新規失業保険申請件数が急増、パンデミック以来最大の増加幅

マーケット・相場観 ・ 出典:Bloomberg、米労働省

米労働省が発表した12月6日週の新規失業保険申請件数は23万6000件となり、前週から4万4000件増加した。増加幅は2020年3月のパンデミック初期以来最大で、市場予想の22万3000件を大幅に上回った。 前週の感謝祭を含む週には申請件数が19万1000件と3年以上ぶりの低水準まで落ち込んでいたが、祝日明けの反動で急増した。カリフォルニア州(+1万4499件)、イリノイ州(+1万1207件)、ニューヨーク州(+1万600件)など複数…

5. 中国万科が危機的状況に、500億ドル債務で不動産危機再燃の恐れ

国際・外交 ・ 出典:Bloomberg

中国不動産大手の万科企業(China Vanke)が深刻な資金難に直面していることが明らかになった。長年にわたる中国不動産危機を生き延びた最後の大手デベロッパーだった同社だが、約500億ドル(約7兆7500億円)の債務を抱え、政府支援の限界が見え始めている。 11月2日、万科は国有株主の深圳地鉄集団から31億ドルの融資契約を締結したと発表したが、同時にこれ以上の追加融資に上限が設けられたことも判明。約2年間にわたり無条件の支援を続けて…

6. 日経平均が反発、米ブロードコム好決算を好感して500円超上昇

マーケット・相場観 ・ 出典:Trading Economics、Moomoo

12日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、一時前日比636円高の5万785円まで上昇した。前日の米ダウ工業株30種平均が過去最高値を更新したことや、半導体大手ブロードコムの好決算を受けてAI関連株への買いが優勢となった。 前日は米オラクルの決算失望によりAI投資への懸念が広がり、ソフトバンクグループが8%超下落するなど日経平均は415円安で取引を終えていた。しかし、ブロードコムがAI半導体収益の倍増見通しを示したことで投資家心理が改…

7. オラクル決算でAI投資懸念再燃、設備投資を150億ドル上方修正

業界・トレンド ・ 出典:CNBC、Yahoo Finance

米オラクルが発表した2025年度第2四半期決算は、売上高が160億6000万ドルと市場予想の162億1000万ドルを下回り、株価は10%以上急落した。クラウド収益の伸びが期待を下回ったことに加え、設備投資見通しの大幅引き上げがAI投資への懸念を再燃させた。 同社は2026年度の設備投資を当初計画の350億ドルから500億ドルへと150億ドル上方修正した。これはAIデータセンター構築への投資拡大によるものだが、投資回収への不透明感から投…

8. 米ダウが過去最高値更新、FRB利下げ後も市場は強気継続

マーケット・相場観 ・ 出典:Yahoo Finance、Bloomberg

11日の米株式市場でダウ工業株30種平均は647ポイント(1.3%)上昇し、4万8705ドルで過去最高値を更新した。S&P500種株価指数も6900で引け、最高値を記録した。一方、ナスダック総合指数はオラクル急落の影響で0.3%下落した。 前日のFRB(米連邦準備制度理事会)による0.25%利下げ決定を受け、金融株や工業株など景気敏感セクターが上昇を牽引。FRBは2025年3度目の利下げを実施し、FF金利誘導目標を3.5%〜3.75%…

9. 日銀利上げ観測が浮上、植田総裁「物価目標に接近」発言で市場注視

マーケット・相場観 ・ 出典:Trading Economics、Nikkei Asia

来週18〜19日に開催される日銀金融政策決定会合を前に、追加利上げ観測が高まっている。植田和男総裁が「インフレは日銀の目標に接近している」と発言したことで、市場では12月会合での利上げ可能性を織り込む動きが出ている。 11日の東京市場では、日銀利上げ観測の高まりを受けてソフトバンクグループが7%超下落。日米の金利差縮小を見込んだ円買いも進み、ドル円は155円台半ばで推移している。一方、前日の米FRB利下げにより日米金利差は縮小傾向にあ…

10. 三菱重工の株価が10倍に、原子力・火力発電がコングロマリット戦略を牽引

経営・戦略 ・ 出典:日経ビジネス

三菱重工業の株価がこの数年で約10倍に上昇し、市場の注目を集めている。日経ビジネスの分析によれば、原子力発電や火力発電事業の復活がコングロマリット(複合企業)としての強みを発揮し、株価上昇の原動力となっている。 世界的な脱炭素の流れの中で、ベースロード電源としての原子力発電への再評価が進んでいる。三菱重工は国内外の原子力プロジェクトに参画するとともに、高効率ガスタービンなど火力発電設備でも収益を拡大。防衛事業も好調で、複数の事業ポート…

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