2026/06/26の経済ニュース10選 - 東京6月コアCPI1.6%に加速 日銀7月利上げ観測が一段と強まる
2026年6月26日の経済ニュースでは、東京のコアCPIが1.6%に加速し、日銀の利上げ観測が強まっています。また、SoftBank株が急落し、サムスンとSK Hynixが歴史的な投資計画を発表するなど、様々な動きが市場に影響を及ぼしています。特に、韓国KOSPIの急落やAppleの価格上昇が注目されています。
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1. 東京6月コアCPI1.6%に加速、トレンド指標1.9%で日銀7月利上げ観測強まる
東京都区部の6月消費者物価指数で、生鮮食品を除くコア指数が前年同月比1.6%上昇し、5月の1.3%から加速した。全国に先行する指標として注目される東京都区部のデータで、エネルギー価格の上昇が電気・ガス料金を通じて他の品目へ波及し始めた兆候が示された。 生鮮食品とエネルギーをともに除く「トレンド」指標は前月の1.6%から1.9%へ跳ね上がり、日本銀行が重視する基調的な物価上昇圧力が目標の2%に接近した。原油価格の上昇が時間差で電気・ガス…
2. SoftBank株13%急落、OpenAI新規上場2027年延期報道で東京市場揺れる
SoftBankグループの株価が26日朝の東京市場で一時13%急落し、3ヶ月超ぶりの日中下落率を記録した。投資先であるOpenAIが新規株式公開(IPO)を来年へ延期する可能性が報じられ、巨額投資の回収時期が後ろ倒しになるとの懸念が広がった。株価は一時6246円まで下げた。 報道によると、OpenAIの助言者は技術株のボラティリティの高まりを理由に、2026年中の上場ではなく2027年まで待ち、最大1兆ドルの評価額を狙う選択肢を経営陣…
3. サムスン・SK Hynixが過去最大1000兆ウォン投資計画、半導体・人工知能に集中
韓国のサムスン電子とSK Hynixが、半導体と人工知能インフラを中心とした長期投資計画を来週の政府イベントで発表する見通しだと、韓国の毎日経済新聞が26日報じた。サムスングループの投資額は今後10年で1000兆ウォン(約6460億ドル)を超え、韓国企業史上最大の投資コミットメントとなる可能性がある。 報道によると、サムスンは国内南西部の半導体工場に約300兆ウォン、人工知能データセンター事業に350兆ウォン超を投じることを検討してい…
4. 韓国KOSPIがサーキットブレーカー発動、サムスン・SK Hynix急落で6%安
韓国の総合株価指数KOSPIが26日、急落しサーキットブレーカー(取引一時停止措置)が発動した。指数は前日比1.31%安で寄り付いた後、下げ幅を拡大し一時6%近く下落。Apple値上げを受けた半導体への警戒感と、SoftBank急落に端を発したアジア技術株全般の地合い悪化が直撃した。 メモリ半導体の主力であるサムスン電子とSK Hynixがそろって急落し、指数を押し下げた。両社は今年の上昇相場を牽引してきたが、レバレッジを効かせた信用…
5. Appleが大幅値上げ、MacBook・iPad対象 メモリ高騰転嫁で株価6%急落
Appleがメモリ価格の世界的な高騰を背景に、MacBookとiPadの価格を大幅に引き上げた。これを受けて25日の米国市場でApple株は6%超下落し、1年超ぶりの大幅安となった。時価総額は2750億ドルが吹き飛び、ダウ平均構成銘柄で最も大きな下げ幅を記録した。 人工知能向け高帯域メモリの需要急増でメモリ価格が急騰し、Appleは製品コストの上昇分を消費者へ転嫁する形で値上げに踏み切った。市場では、価格上昇が需要を冷やすのではないか…
6. Micronが利益15倍に急増、人工知能メモリ需要でメモリ半導体ラリー主導
メモリ半導体大手のMicron Technologyが発表した四半期決算で、利益が前年同期比15倍に急増した。人工知能向けの高帯域メモリ需要が爆発的に拡大し、メモリ価格の上昇が業績を押し上げた。決算と強気の見通しを受けて、世界の人工知能関連株が刺激された。 Micronは、人工知能向けメモリの取引が半導体経済を再構築するなか、220億ドルの現金を確保したとされる。市場では同社株が15%上昇し、メモリ業界全体への追い風となった。一部の証…
7. 米5月PCE物価指数が4%突破、3年ぶり高水準でFed利上げ観測強まる
アメリカの5月の個人消費支出(PCE)物価指数が前年同月比で4%を突破し、約3年ぶりの高い伸びとなった。連邦準備制度理事会(FRB)が物価判断で重視する指標で、インフレ圧力の根強さが改めて示され、追加利上げの可能性が市場で意識された。 コア指数も2023年以来の高水準に達し、Fedの利上げ観測が一段と高まった。金融市場ではドルが13ヶ月ぶりの高値圏で推移し、金価格は安全資産としての需要が後退して下落した。シカゴ連銀のグールズビー総裁は…
8. イラクがOPEC脱退を示唆、増産枠引き上げ要求 アラブ首長国連邦に続く動揺
イラクが、石油輸出国機構(OPEC)が増産枠を大幅に引き上げない場合、脱退を含むあらゆる選択肢を検討すると警告した。イラクの石油政策に詳しい複数の関係者がReutersに明らかにした。OPEC第2の産油国による脱退検討は、今年のアラブ首長国連邦の離脱に続く打撃となる。 イラクの石油省高官はReutersに対し、イラン戦争による財政危機を背景に、増産枠の大幅な引き上げを真剣に扱うべきだと述べた。イラクは現状ではOPEC残留を計画している…
9. EUがBoeingとAirbusの貿易紛争で関税停止を延長、40億ドル相当の対米報復回避
欧州連合(EU)が、BoeingとAirbusを巡る長年の貿易紛争において、アメリカ製品に対する関税停止措置を延長することで合意した。約40億ドル相当のアメリカ製品への報復関税の発動を回避する内容で、米欧間の通商摩擦の緩和につながる。 この措置は、世界最大級の航空機メーカーであるBoeingとAirbusへの政府補助金を巡る、世界貿易機関(WTO)で争われてきた紛争に端を発する。米欧は双方が相手国製品への関税発動権限を獲得していたが、…
10. 円が40年ぶり安値圏で推移、ドル13ヶ月高値で介入警戒高まる
外国為替市場で円が対ドルで40年ぶりの安値圏で推移し、東京市場では介入リスクへの警戒が高まっている。アメリカの5月PCE物価指数が4%を超え、Fedの利上げ観測が強まったことでドルが13ヶ月ぶりの高値圏に上昇し、円安が進行した。 円は東京市場の水準で介入ラインに接近しており、市場では政府・日本銀行による為替介入の有無が注目されている。一方で、東京都区部の6月物価指標で基調的なインフレ圧力が目標の2%へ接近したことは、日本銀行の追加利上…