2026/07/29の経済ニュース10選 - エスケー・ハイニックスが過去最高益も市場予想に届かず、コスピは2日連続で取引停止

2026年7月29日 MBI経済ニュース編集部

2026年7月29日は、熊本県で発生した大地震が産業界に大きな影響を及ぼしました。トヨタ自動車や主要半導体各社が工場停止を余儀なくされ、物流網への懸念も広がっています。国際金融市場では、韓国株式市場での異例の連日サーキットブレーカー発動や、中東情勢の緊迫化に伴う原油価格の急伸が投資家を動揺させました。また、円相場は163円台での推移が続き、日銀の政策決定会合に向けた警戒感も強まっています。経済を揺るがす激動の一日を振り返ります。

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2026/07/29の経済ニュース10選 - エスケー・ハイニックスが過去最高益も市場予想に届かず、コスピは2日連続で取引停止(動画)

1. トヨタ自動車が九州3工場を31日まで再停止、地震で部品と物流の影響を精査

経営・戦略 ・ 出典:Reuters

トヨタ自動車は7月29日、福岡県にある宮田工場、苅田工場、小倉工場の3拠点の稼働を7月31日まで停止すると発表した。7月28日午後に熊本県で発生したマグニチュード7.1の地震で道路が損壊し、数千戸が停電したため、部品調達と物流への影響を見極める必要があると判断した。 3拠点は7月29日朝にいったん生産を再開していたが、数時間後に再び停止する異例の対応となった。宮田工場はレクサスブランドの主力車種を生産し、年間生産能力は約43万台に上る…

2. 熊本の半導体拠点が相次ぎ停止、画像センサーと車載半導体に供給不安

業界・トレンド ・ 出典:CNBC

熊本県の地震を受け、半導体製造装置の東京エレクトロンは熊本県内の2工場の操業を停止し、点検を進めていることを明らかにした。ソニーグループとルネサスエレクトロニクスも熊本県の半導体生産を止めており、再開時期は決まっていない。ソニーとFujifilmは地震直後に工場から従業員を退避させた。 熊本県はTSMCが日本での主力生産拠点として稼働させるJASMの立地でもある。TSMCは7月28日夜、構造点検を終えて段階的に操業を再開していると表明…

3. 円1ドル163円台、日銀会合を前に165円突破と為替介入への警戒

マーケット・相場観 ・ 出典:Bloomberg

円相場は1ドル163円台で推移し、日本銀行の金融政策決定会合を前に一段の下落への警戒が強まっている。市場は7月31日の会合で政策金利が据え置かれると見込んでおり、焦点は植田和男(うえだかずお)総裁が次の利上げ時期をどこまで示唆するかに移っている。 円は6月に1986年以来の安値をつけ、7月に入っても軟調が続く。原油高、日本の財政への懸念、日本とアメリカの金利差が重しとなっている。RBC BlueBayの運用担当者は、総裁の発言が十分に…

4. 東京市場で半導体株が続落、キオクシア8%安・ソフトバンクグループも大幅安

マーケット・相場観 ・ 出典:CNBC

7月29日の東京市場では、日経平均株価が寄り付き直後に600円を超える上昇で始まったものの、買いは続かず下落に転じた。前日の急落を受けた押し目買いが入ったが、人工知能関連投資の持続性への疑念が改めて意識され、半導体関連株が売り直された。 キオクシアは8%近く下落し、東京エレクトロンも5%近く値を下げた。ソフトバンクグループは6%を超える下げとなり、CNBCは一時10%安まで売られたと伝えた。前日の東京市場では日経平均株価が3.9%下落…

5. 熊本のイオンモール崩落、九州の小売と物流網に打撃

業界・トレンド ・ 出典:Reuters

熊本県で7月28日に発生した地震で、イオンモールの商業施設が爆発を伴って部分崩落し、7月29日までに死者は13人に達した。救助隊は倒壊した施設内に取り残された人の捜索を続けており、9000人を超える住民が避難所に身を寄せている。 崩落した施設は、2016年の熊本地震で被災した後に再建され、地域再生の象徴として営業を再開したばかりだった。地震では熊本城の石垣も崩れ、熊本県内ではコンビニエンスストア、ドラッグストア、飲食店の臨時休業が相次…

6. エスケー・ハイニックスが過去最高益も市場予想に届かず、株価は急落

経営・戦略 ・ 出典:Reuters

韓国の半導体大手エスケー・ハイニックスは7月29日、2026年4月から6月期の営業利益が前年同期比557%増の60兆5000億ウォンとなり、四半期として過去最高を更新したと発表した。売上高は257%増の79兆3000億ウォン、営業利益率は76%に達した。 一方でLSEGがまとめたアナリスト予想の64兆ウォンには届かなかった。同社は人工知能用データセンター向けの高帯域メモリー(HBM)への依存度が競合よりも高く、汎用メモリーの価格上昇の…

7. コスピが史上初の2日連続サーキットブレーカー、レバレッジ商品に規制強化論

資産運用・個人マネー ・ 出典:Seoul Economic Daily

韓国の株式市場は7月29日、コスピとコスダックの両指数で取引を一時停止するサーキットブレーカーが発動した。コスピで2営業日連続の発動は史上初となる。コスピは前日比10.82%安の5371.73まで下落し、午前10時55分に売り方向のサイドカー、午後0時32分にサーキットブレーカーが作動した。 指数は前日終値比1.09%高の6089.11で寄り付いたものの、その後急反落した。前日も10.84%安で引けており、証券会社の担当者は、反発期待…

8. ブレント原油3.9%高の87ドル台、イランの弾道ミサイル攻撃で緊張再燃

国際・外交 ・ 出典:Reuters

原油相場は7月29日に急伸し、ブレント原油先物は3.30ドル(3.9%)高の1バレル87.39ドル、WTI原油先物は3.05ドル(3.8%)高の82.31ドルをつけた。アメリカとサウジアラビアがイラクでイランの支援を受ける勢力の武器貯蔵拠点を共同攻撃し、イランが中東駐留のアメリカ軍に弾道ミサイルを発射したことが材料となった。 アメリカ中央軍(CENTCOM)によると、イスラム革命防衛隊が複数の弾道ミサイルによる奇襲を試み、迎撃された。…

9. フォードが通期利益見通しを再度引き上げ、価格維持と高採算車種が寄与

経営・戦略 ・ 出典:CNBC

フォードは2026年4月から6月期の決算で調整後1株利益が0.42ドルとなり、市場予想の0.35ドルを上回った。通期の調整後利払い前・税引き前利益の見通しを従来の85億〜105億ドルから100億〜110億ドルへ引き上げ、調整後フリーキャッシュフローも50億〜60億ドルから60億〜70億ドルに上方修正した。 四半期の売上高は前年同期比4%減の483億ドルだったが、調整後利払い前・税引き前利益は17%増の25億ドルとなり、利益率は5.2%…

10. オーストラリアの物価上昇率が3.8%に鈍化、利上げ観測が後退し豪ドル安

国際・政策 ・ 出典:Reuters

オーストラリア統計局が7月29日に公表した6月の消費者物価指数は前年同月比3.8%の上昇となり、市場予想の4.0%を下回った。変動の大きい品目を除く基調的な指標も3.6%にとどまり、予想を下回った。物価の上振れ圧力が和らいだことが確認された。 この結果を受けて、金利先物市場ではオーストラリア準備銀行による8月の利上げを織り込む動きが後退した。市場関係者の間では、当面は政策金利が据え置かれるとの見方が優勢になっている。豪ドルは主要通貨に…

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