2026/10/27の経済ニュース10選 - Microsoftが6万人に希望退職を提案、日経平均は人工知能関連株で反発
10月27日、火曜日の経済ニュースです。Microsoftが、従業員の約27%にあたる6万人に、希望退職を提案しました。東京市場では、人工知能関連の株が買われて日経平均が反発し、韓国の成長率は、予想の3倍を超えました。
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1. Microsoft、従業員の約27%にあたる6万人に希望退職を提案 人工知能への投資と財務の両立へ
- 対象は約6万人、全体の約27%
- 副社長級まで対象を拡大
- 設備投資は500億ドル超の見通し
Microsoftは26日、アメリカ、カナダ、インド、イギリスの一部の従業員を対象に、希望退職の募集を始めると発表した。関係者によると対象は約6万人で、全従業員22万3000人の約27%にあたる。今回は副社長級まで対象を広げた。従業員は12月初めまでに応じるかを決め、応じた人は12月31日に退職する。CNBCが伝えた。 Microsoftは人工知能向けのデータセンターへの投資を急いでおり、7〜9月期の設備投資は500億ドルを超える見通…
2. 日経平均が反発、一時2.4%高 Anthropicの上場申請で人工知能関連株に買い
- 日経平均は一時2.4%高
- アドバンテストが10%上昇
- 値上がりは全体の49%
27日の東京株式市場で日経平均株価が反発し、午前10時42分時点で1.91%高の6万3374円45銭となった。一時2.4%上がり、3営業日続いた下げが止まる勢いだ。Anthropicがアメリカで新規株式公開を申請したことや、前日のアメリカの半導体株の上昇が、人工知能関連の株を押し上げた。Reutersが伝えた。 検査装置のアドバンテストが10%上がり、指数を最も押し上げた。ソフトバンクグループは6.94%、東京エレクトロンは3.35%…
3. 片山財務相、為替市場で「断固とした措置」の用意を強調 円は1ドル157円台に下落
- 必要なら断固とした措置
- 円は1ドル157円73銭に下落
- 7月には日本とアメリカが協調介入
片山さつき(かたやま・さつき)財務相は27日の国会で、為替市場について「緊張感を持って常に注視している」と述べ、必要なら断固とした措置をとる用意があると強調した。為替は経済の基礎的な条件を反映して動くべきだとも述べた。政府の財政政策が円や長期金利に与える影響を問われて答えた。Reutersが伝えた。 円は27日、1ドル157円73銭まで下がり、先週つけた1カ月ぶりの高値から離れた。日本銀行は30日まで開く会合で金利を据え置く一方、さら…
4. 韓国の7〜9月期の成長率1.0%、予想の3倍超 半導体の輸出と投資がけん引
- 成長率は予想の0.3%を大きく上回る
- 成長の約半分を半導体が占める
- 人工知能の投資減速なら輸出減も
韓国銀行が27日に発表した7〜9月期の実質国内総生産(速報値)は、前の期に比べて1.0%増えた。韓国銀行自身の予想の0.3%を大きく上回った。設備投資が半導体の製造装置を中心に4.1%増え、輸出も半導体と電気機器の伸びで2.3%増えた。The Korea Timesが伝えた。 前年同期と比べた成長の約半分を半導体が占めた。10〜12月期が横ばいでも年間の成長率は3.6%になり、1.4%以上伸びれば4%と、2021年の4.7%以来の高さ…
5. 9月の企業向けサービス価格3.7%上昇 UAゼンセンは来年も6%の賃上げを求める方針
- サービス価格は3.7%上昇
- UAゼンセンは6%の賃上げを要求へ
- 日銀の利上げの後押しに
日本銀行が27日に発表した9月の企業向けサービス価格指数は、前年同月比3.7%上昇した。8月の3.5%(改定値)から伸びが高まった。企業同士が取引するサービスの価格で、人件費の上昇がどこまで価格に転嫁されているかを示す指標として、日銀が注目している。Reutersが伝えた。 国内最大級の労働組合の連合体UAゼンセンは27日、2027年の春の賃金交渉で、正社員の賃金を全体で6%引き上げるよう求める方針の案を示した。基本給の4%の引き上げ…
6. Anthropic向けのBroadcom製半導体に630億ドルの融資 Bank of AmericaやBlackstoneなど
- 4社で630億ドルを融資
- 特別目的会社が機器を貸し出す
- 納入は2027年から
Bank of America、Blackstone、Citigroup、Morgan Stanleyは、AnthropicのためにBroadcomの人工知能向け半導体とネットワーク機器を買う資金として、630億ドルを融資する。人工知能のインフラをめぐる最大級の借り入れの1つになる。各社が26日に発表した。Reutersが伝えた。 新設の特別目的会社が機器を買い、Anthropicに貸し出す。返済の順位が高い融資は約435億ドルで全体…
7. 中国の9月の工業企業の利益14.4%増、伸びが加速 電子機器が好調で家具は半減
- 9月の利益は14.4%増に加速
- 電子機器は2倍超、家具は半減
- 回復は分野によりばらつき
中国国家統計局が27日に発表した9月の工業企業の利益は、前年同月比14.4%増えた。8月の4.2%増から伸びが大きく加速した。1〜9月の累計は15.5%増で、1〜8月の15.7%増とほぼ同じだった。Reutersが伝えた。 業種による差は大きい。コンピューターや通信などの電子機器の利益は1〜9月に2倍を超えて増えた一方、家具の製造は半分以下に落ち込んだ。人工知能の供給網からの需要が利益を支えている。電気自動車の電池で世界最大のCATL…
8. HSBC、7〜9月期の税引き前利益32%増の96億ドル 最大10億ドルの自社株買い
- 税引き前利益は32%増
- 最大10億ドルの自社株買い
- ウェルス部門は横ばい
イギリスの銀行大手HSBCは27日、7〜9月期の税引き前利益が前年同期比32%増の96億ドルだったと発表した。会社がまとめた市場予想どおりだった。最大10億ドルの自社株買いも始め、前の四半期と同じ規模とした。Reutersが伝えた。 金利の高止まりが利益を支え、貸し倒れに備える費用は17%減の8億ドルにとどまった。前年同期にあった訴訟関連の引当金もなかった。一方で資産運用などのウェルス部門の収入は27億ドルと横ばいで、1〜3月期の15…
9. Moody's、日本の成長と物価に「前向きな変化」 格付けA1、衝撃への耐性が試金石
- 持続的な成長に戻りつつある
- 格付けはA1・安定的のまま
- 衝撃への耐性が試金石
格付け会社Moody'sで日本の国債の格付けを担当するマーティン・ペッチ氏は27日、Reutersの取材に対し、日本の経済は持続的な成長に戻りつつあり、物価の見通しも2%前後で安定してきたとの見方を示した。数十年続いた低い成長と低い物価からの変化だと述べた。 Moody'sは日本の国債の格付けを上から5番目のA1とし、見通しは「安定的」としている。2014年に引き下げて以来、変えていない。ペッチ氏は今後の格付けの変更には触れなかったが…
10. 黒田前日銀総裁、新著で会合ごとの利上げ検討を予想 若田部前副総裁は慎重論
- 黒田氏は会合ごとの利上げ検討を予想
- 若田部氏は早すぎる利上げに警鐘
- 日銀は30日に会合の結果
日本銀行の黒田東彦(くろだ・はるひこ)前総裁は今月出した著書で、日銀は今後の会合のたびに0.25%の利上げを検討するとの見方を示した。経済に中立的な金利に近づけるためで、植田和男(うえだ・かずお)総裁が進める金融緩和からの正常化を支持した。Reutersが27日に伝えた。 一方、黒田氏の下で副総裁を務めた若田部昌澄(わかたべ・まさずみ)氏は9月に出した著書で、早すぎる利上げに警鐘を鳴らした。実質の成長率は低く、物価の上昇の半分は費用の…