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黒田前日銀総裁、新著で会合ごとの利上げ検討を予想 若田部前副総裁は慎重論
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日本銀行の黒田東彦(くろだ・はるひこ)前総裁は今月出した著書で、日銀は今後の会合のたびに0.25%の利上げを検討するとの見方を示した。経済に中立的な金利に近づけるためで、植田和男(うえだ・かずお)総裁が進める金融緩和からの正常化を支持した。Reutersが27日に伝えた。
一方、黒田氏の下で副総裁を務めた若田部昌澄(わかたべ・まさずみ)氏は9月に出した著書で、早すぎる利上げに警鐘を鳴らした。実質の成長率は低く、物価の上昇の半分は費用の上昇によるものだと指摘した。若田部氏は高市早苗(たかいち・さなえ)首相に近く、政府の経済の会議の委員を務めている。
日銀は9月に政策金利を31年ぶりの高さの1.25%に上げ、30日に終わる会合で物価目標の達成を宣言するとの見方がある。若田部氏は、植田総裁の任期が終わる2028年の後任の候補の1人とされる。利上げの速さは借り入れの金利に直結する。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters