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世界企業がM&A資金調達で社債市場に殺到、今四半期は4年ぶり最大規模

世界の企業がM&A(企業の合併・買収)資金を確保するため、取引完了を待たずに社債市場へ殺到している。Bloombergのデータによると、今四半期の買収資金調達額は世界全体で1,130億ドル(約17兆円)に達し、過去4年間で最大、記録的な水準となっている。
先週1日だけで、製薬大手メルクとGEヘルスケア・テクノロジーズが合わせて92.5億ドルを調達した。両社とも約2週間前に発表された買収案件向けの資金確保で、取引完了前に好条件で資金を確保する動きが加速している。背景には、調達環境が良好なうちに少しでも低コストで資金を確保したいという企業の意向がある。
投資適格社債のスプレッド(上乗せ金利)は歴史的な低水準にあり、発行体にとって有利な環境が続いている。一方で、FRBの12月利下げ観測やトランプ政権の政策不透明感から、来年以降の市場環境は不安定になる可能性も指摘されており、年内に調達を完了させたい企業が相次いでいる。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Bloomberg