ニュース解説・コラム・レポート
オードリー・タン氏が語る「市民AI」 政治の分断を技術で逆転

台湾のデジタル発展部元部長オードリー・タン氏が日本経済新聞のインタビューに応じ、政治の分断や格差を克服する「市民AI」構想について語った。
タン氏は「α世代(2010年代以降生まれ)の最大の脆弱性はデジタルリテラシーの格差だ」と指摘。市民が主体的にAIを活用し、民主的な意思決定に参加できる仕組みの重要性を強調した。
ロサンゼルス山火事でのAI活用事例にも言及し、「災害対応でAIは避難経路の最適化や被害予測に貢献した」と評価。一方で「技術だけでは分断は解消しない。市民の参加と透明性が鍵だ」と述べ、テクノロジーと民主主義の融合を訴えた。