ニュース資金繰り・ファイナンス
楽天銀行株が一時7.8%急落──楽天グループ金融再編で財務負担懸念

26日の東京株式市場で楽天銀行の株価が一時7.8%安と急落した。楽天グループが進める金融事業の再編計画をめぐり、親会社の財務負担増への懸念が売り材料となった。楽天グループは楽天証券、楽天銀行、楽天カードなど金融子会社の統合・再編を検討しているとされる。
楽天グループは携帯事業の赤字が縮小する一方、金融事業を成長の柱と位置づけている。しかし再編に伴う資本注入や組織統合コストが短期的に親会社の財務を圧迫するとの見方が投資家の間で広がった。楽天銀行は2023年の上場以来、安定した業績を維持してきただけに、急落は市場に驚きをもたらした。
グループ全体では携帯事業の黒字化が視野に入り業績改善の兆しが見えるものの、金融再編の具体的なスキームや資金負担の全容が明らかになるまで、不透明感が続く見通しだ。