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3メガ銀行に「稼ぎすぎ批判」 日銀利上げで純利益合計3000億円押し上げ 還元圧力も

三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループの3メガ銀行が、日本銀行の利上げ効果で合計3000億円規模の純利益押し上げ効果を受ける見通しとなった。日本経済新聞の試算によると、2026年3月期決算で3社合計の純利益は過去最高水準の4兆円前後に達する可能性があり、「稼ぎすぎ」に対する社会的な批判圧力も強まっている。
日銀は2025年秋以降に段階的に政策金利を引き上げ、現在の短期金利水準は0.75%前後に達している。貸出金利の上昇が預金金利の上昇を上回るペースで進んでおり、3メガ銀の利ざやは改善傾向が鮮明だ。2026年3月期の業績予想では、三菱UFJが純利益2兆円規模、三井住友が1兆4000億円、みずほが1兆円を上回る水準が見込まれる。
好業績を受けて配当増額や自社株買いの強化が加速する一方、預金者還元や中小企業向け融資の拡大を求める声が経済界から上がり始めている。高市早苗首相はアジアの原油調達を巡り100億ドル規模の支援を表明しており、メガ銀行に対しても海外プロジェクト融資や中小企業支援で主導的役割を求める政策姿勢を強めると見られる。株主還元と社会的責任のバランスをどう取るかが、各行の経営課題として浮上している。