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TDK社長、人工知能ブームの事業戦略インパクトを語る

電子部品大手のTDKの社長が4月29日、Bloombergテレビジョンのインタビューに出演し、人工知能ブームが同社事業に与えるインパクトと中期事業戦略を語った。TDKはApple向けスマートフォンバッテリー、自動車向け電子部品、人工知能サーバー向けコンデンサー・インダクターなどで世界トップクラスのシェアを持つ。
社長は、生成人工知能の急速な普及に伴うデータセンター投資拡大が、コンデンサー・電源モジュール・磁性材料などの需要を中長期で押し上げる構図を強調した。同時にスマートフォン市場の成熟、電気自動車の踊り場入り、米中半導体規制など複数の逆風要因にも触れ、ポートフォリオの再編とアメリカ・東南アジアでの生産拠点分散を進める方針を示した。
イラン戦争に伴うレアアース・ナフサ・物流コスト上昇は短期的には逆風となるが、価格転嫁と効率化で対応する見込み。投資家は5月発表予定の2025年度通期決算と26年度ガイダンス、特に人工知能関連需要の織り込み度合いを注視している。Bloombergが報じた。