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東京都が離島の浮体式洋上風力を推進 ペロブスカイト太陽電池と両輪でエネルギー構造を再設計

東京都の小池百合子(こいけゆりこ)知事はThe Straits Timesとの単独インタビューで、太平洋に連なる島しょ部の強い風を生かした浮体式洋上風力発電を推進する考えを明らかにした。東京都は大都市であると同時に、南へ数百キロにわたって広がる219の島を管轄しており、そのうち11島に人が住んでいる。
東京都は2050年までの温室効果ガス実質ゼロを掲げ、再生可能エネルギーの導入と、暴風や地震に耐える大型土木インフラの整備を組み合わせる方針を示している。陸上では「エアソーラー」と呼ばれる次世代のペロブスカイト太陽電池を推進し、薄くて曲げられる特性を生かして建物の壁面などへ設置範囲を広げる構想を描く。
ホルムズ海峡の事実上の閉鎖で原油調達の脆弱さが露呈したことを踏まえ、電力を域内で確保する取り組みは自治体レベルでも加速している。浮体式洋上風力とペロブスカイト太陽電池はいずれも日本企業が技術で先行する分野であり、東京都の調達方針は関連メーカーにとって中期的な需要を読むうえでの手がかりとなる。