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モルガン・スタンレー日本部長「日銀利上げが円下落歯止めの鍵」

モルガン・スタンレー証券の日本部長は5月20日のBloombergテレビ取材で、日本銀行による政策金利引き上げが現在の円安進行を止める最大の鍵になるとの見解を表明した。財務省による為替介入と日銀の金融政策の不協和音を解消することが、円相場安定化への最短距離だと指摘した。
円相場は5月20日のアジア時間取引で1ドル158円台で推移しており、財務省は4月以降複数回の介入を実施したものの円安圧力を抑えきれていない。同部長は「為替介入は時間稼ぎに過ぎず、根本的な金利差解消なしには持続的な円高反転は望めない」と述べ、6月15-16日の日銀政策決定会合での利上げを「ベースシナリオ」として位置付けた。
財務省と日銀の連携強化を促す動きは、スコット・ベセント米財務長官による「植田総裁に十分な独立性を与えれば必要な金融政策を実行できる」とのパリでの発言とも整合する。市場では年末までに政策金利が1.25%に到達するシナリオが現実味を帯びてきており、円相場と日本株式市場のボラティリティ拡大要因となっている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Bloomberg