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アジアの株式選別をゆがめた人工知能半導体、急落で連鎖リスク表面化
6月8日、アジアの株式市場では、人工知能ブームを背景に急騰してきた半導体大手の株価が一斉に下落した。Reutersの分析によると、少数の人工知能半導体大手が、アジアの株式市場での銘柄選別を大きくゆがめてきた構図が、今回の急落で改めて浮き彫りになった。
人工知能関連銘柄への資金集中は、指数全体を押し上げる一方で、相場の方向性をこれら少数銘柄に依存させてきた。アメリカ市場で前週末に強い雇用統計を受けて利上げ観測が高まり、ハイテク株が急落すると、その影響がアジア市場に増幅して波及した。
市場関係者からは、業績相場で上方修正が続いてきた銘柄ほど、業績モメンタムへの疑念が生じた際に神経質に反応するとの指摘が出ている。レバレッジを効かせた上場投資信託(ETF)の存在が下落を増幅しているとの見方もあり、持ち高の強制的な手じまいが短期的な変動をさらに大きくする可能性が警戒されている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters