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円キャリー取引の巻き戻しリスク再燃、海外投資家は「スローモーションの通貨危機」を警戒

Business Insiderは7月10日、円キャリー取引の巻き戻しが世界市場を再び揺さぶるリスクが高まっているとの分析記事を配信した。円は6月末に対ドルで40年ぶり安値を付け、足元では1ドル162円前後で推移している。日本の10年物国債利回りは過去1年で150ベーシスポイント上昇しており、複数の運用担当者がこの状況を「スローモーションの通貨危機」と表現して警戒を強めている。
低金利の円を借りてドル資産に投資するキャリー取引はアメリカ市場への資金流入を支えてきたが、政府による円買い介入や日本銀行の追加利上げが実現すれば収益が圧縮され、巻き戻しが加速する恐れがある。過去の巻き戻し局面では世界の金融市場が大きく動揺した。
ソシエテ・ジェネラルのストラテジストは「日本の巨額の政府債務が危機を生まないという見方に投資家は慣れきっているが、今回の局面は違って見える」と指摘し、JPMorganも過度な円安と急激な金利上昇のリスクを警告している。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Business Insider