ニュースマーケット・相場観
日本銀行の基調物価指標が加速、8月は特殊要因除く指数が2.6%上昇

日本銀行が25日公表した8月の消費者物価のコア指標によると、生鮮食品と政府の物価対策などの特殊要因を除いた指数は前年同月比2.6%上昇し、7月の2.3%から伸びが拡大した。総務省が発表した8月の生鮮食品を除く全国消費者物価指数の1.7%上昇を大きく上回る水準だ。
品目ごとの上昇率分布の上下10%を除いた刈込平均値は2.2%と7月の2.0%から加速し、加重中央値も1.1%から1.5%へ伸びを高めた。Bloombergは、基調的なインフレの強まりが追加利上げを後押しする内容だと報じている。
日本銀行は18日の会合で政策金利を1.25%に引き上げたが、2人の審議委員が反対票を投じ、次の一手を巡る不透明感が残っていた。補助金で抑えられた表面上の物価と基調の乖離が鮮明になり、借入金利や為替の先行きを見通すうえで基調指標の重要性が一段と高まっている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Bloomberg