ニュースマーケット・相場観
Goldman Sachs、FRBの次回利上げ予想を12月に後ずれ
アメリカの金融大手Goldman Sachsは9月30日、アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)の次回利上げ予想を10月から12月に後ずれさせた。同日発表の8月の個人消費支出物価指数が前年比3.4%上昇と、市場予想の3.7%を下回ったことを受けた判断で、追加利上げは不要との結論に至る可能性も高いと指摘した。
FRBは9月、ケビン・ウォーシュ議長のもとで3年ぶりとなる利上げに踏み切った。ジョン・ウィリアムズ ニューヨーク連邦準備銀行総裁も、次の利上げ時期の判断にはデータを見極める時間があるとの認識を示しており、市場の過熱した利上げ観測を冷ます形となった。
金利先物市場が織り込む10月の利上げ確率は約38%と、前日の約51%、1週間前の約71%から急低下した。アメリカの利上げペース鈍化観測は日本とアメリカの金利差を通じて為替相場にも波及し、日本銀行の次の一手をにらむ投資家の判断材料となりそうだ。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters