2026/10/01の経済ニュース10選 - Micron売上高4倍の542億ドル 人工知能向けメモリー需要が業績を押し上げ

2026年10月1日 MBI経済ニュース編集部

2026年10月1日、日本経済は転換期を迎えました。日銀短観で製造業の心理が改善する一方、追加利上げの行方を巡る観測が市場を揺らしています。また、本日より施行された能動的サイバー防御法や大幅な永住許可手数料の改定など、重要政策も目白押しです。国際的には韓国の輸出額が過去最高を更新し、米国ではMicronの決算が好調を維持するなど、AI関連産業が世界経済を牽引する構図が鮮明となっています。本日はこれらの主要ニュースを簡潔にまとめてお届けします。

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2026/10/01の経済ニュース10選 - Micron売上高4倍の542億ドル 人工知能向けメモリー需要が業績を押し上げ(動画)

1. 日銀短観、大企業製造業が2018年以来の高水準 非製造業は5期ぶり悪化

業界・トレンド ・ 出典:Bloomberg / Reuters

日本銀行が10月1日に発表した9月の企業短期経済観測調査(短観)で、大企業製造業の業況判断指数はプラス24と6月のプラス22から2ポイント改善した。改善は6四半期連続で、2018年3月以来の高水準となった。ただし市場予想のプラス25はわずかに下回った。 一方、大企業非製造業はプラス35と前回から2ポイント低下し、5四半期ぶりの悪化となった。12月の先行きは製造業がプラス21、非製造業がプラス30と、いずれも慎重な見方が示された。大企業…

2. 日銀9月会合で利上げ加速論 連続利上げ観測後退で円は157円台

マーケット・相場観 ・ 出典:Reuters / Bloomberg

日本銀行は10月1日、政策金利を31年ぶり高水準の1.25%に引き上げた9月会合の「主な意見」を公表した。物価の上振れの兆候がみられれば利上げペースを加速する必要があるとの意見や、政策金利を早期に目標水準へ近づけるべきとの見解が示され、大半の意見が追加利上げの必要性に言及した。 一方、基調的な物価上昇率が2%に達しつつあるとしながらも急ぐ必要はないとの慎重論もあった。会合に出席した内閣府の代表は、過去の利上げの累積的な影響を注意深く点…

3. 外国人の永住許可手数料が20倍の20万円に 在留要件も厳格化

規制・税制・政策 ・ 出典:BBC / NYT

日本政府は10月1日、外国人の在留手続き手数料を大幅に引き上げた。永住許可の申請手数料は従来の1万円から20倍の20万円となり、在留資格の変更や期間更新も一律6000円から、在留期間に応じて1万円から最大7万5000円に改定された。 永住申請者には新たに日本人の平均以上の安定収入や年金加入などの要件が課され、2027年4月からは日本語能力も求められる。値上げ前の駆け込み申請で東京の入国管理局には長蛇の列ができ、待ち時間が7時間を超えた…

4. 能動的サイバー防御法が施行 基幹インフラ事業者に報告義務

規制・税制・政策 ・ 出典:The Economist

日本で10月1日、能動的サイバー防御を可能にする法律が施行された。重大なサイバー攻撃を未然に防ぐため、政府当局が攻撃に使われる海外のサーバーに侵入し、無害化する権限を持つことになる。日本の安全保障政策における大きな転換点と位置付けられている。 この法律により、電力や通信、交通などの基幹インフラ事業者には、サイバー攻撃の被害を政府に報告する義務が課される。政府は国外と日本の間を行き交う通信情報を分析して脅威の兆候を把握する一方、通信の秘…

5. トランプ大統領、韓国の2000億ドル投資を発表 原発8基とテキサス火力が柱

国際・政策 ・ 出典:CNBC / Al Jazeera

トランプ大統領は9月30日、ホワイトハウスで韓国による最大2000億ドルのアメリカへの投資計画を発表した。昨年の貿易協定で韓国が約束した3500億ドルの投資枠のうち戦略投資分にあたり、大型原発8基の建設、テキサス州のガス火力発電所、アラスカの液化天然ガス事業などが含まれる。 第1号案件となるテキサス州エンシナルのガス火力発電所は総額223億ドル、出力6472メガワットで、併設するデータセンターに電力を供給する。原発建設の協定には両国政…

6. 韓国9月輸出が初の1200億ドル突破 半導体が3.6倍で過去最高

業界・トレンド ・ 出典:Reuters / WSJ

韓国の9月の輸出額は前年同月比83.5%増の1209億ドルとなり、単月として初めて1200億ドルを突破して過去最高を更新した。市場予想の62%増を大きく上回り、輸出の増加は16カ月連続となった。韓国政府が10月1日に発表した。 けん引役は半導体で、輸出額は262.8%増の603億ドルと初めて600億ドルを超え、輸出全体のほぼ半分を占めた。人工知能インフラ向け需要を背景にコンピューターも435.3%増の70億ドルに急伸した。国・地域別で…

7. Micron売上高4倍の542億ドル 次四半期見通しも市場予想を大幅超過

マーケット・相場観 ・ 出典:CNBC / Reuters

アメリカの半導体メモリー大手Micronは9月30日、2026年6〜8月期決算を発表した。売上高は前年同期の約4倍の542億3000万ドルとなり、市場予想の510億7000万ドルを上回った。調整後1株利益も33.42ドルと予想を超え、6四半期連続で売上高の過去最高を更新した。 主力の記憶用メモリー(DRAM)の売上高は343%増の398億ドルで全体の73%を占め、データセンター向けの売上高は11倍に拡大した。純利益は377億ドルに達し…

8. ファーウェイが「Mate 90」発表 メモリー高騰で1台200ドルのコスト増

経営・戦略 ・ 出典:Reuters

中国のファーウェイは10月1日、新型スマートフォン「Mate 90」シリーズを発表した。上位機種には独自の設計技術を用いた半導体を搭載し、前世代比で総合性能が31%向上したとしている。基本ソフトにはAndroidを使わない自社開発のHarmonyOS 7を採用した。 消費者向け事業を率いるリチャード・ユー氏は、メモリー価格の高騰で端末1台あたりのコストが平均200ドル上昇し、利益率を圧迫していると説明した。最上位機種の価格は9999元…

9. Goldman Sachs、FRBの次回利上げ予想を12月に後ずれ

マーケット・相場観 ・ 出典:Reuters

アメリカの金融大手Goldman Sachsは9月30日、アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)の次回利上げ予想を10月から12月に後ずれさせた。同日発表の8月の個人消費支出物価指数が前年比3.4%上昇と、市場予想の3.7%を下回ったことを受けた判断で、追加利上げは不要との結論に至る可能性も高いと指摘した。 FRBは9月、ケビン・ウォーシュ議長のもとで3年ぶりとなる利上げに踏み切った。ジョン・ウィリアムズ ニューヨーク連邦準備銀行総裁も…

10. インド製造業PMI、7カ月ぶり高水準の55.1 雇用も拡大に転換

業界・トレンド ・ 出典:Reuters

インドの9月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は55.1となり、8月の52.8から大きく上昇した。8月は約5年ぶりの低水準だったが、9月は2月以来7カ月ぶりの高水準に回復した。ただし速報値の55.7からは下方修正された。 新規受注は2月以来の速いペースで増加し、電子機器や食品、医薬品、繊維製品の需要が伸びた。輸出受注もブラジル、欧州、アラブ首長国連邦、アメリカなどからの引き合いで加速した。8月に2年半ぶりの減少となった雇用は、5月以…

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