ニュース規制・税制・政策
高市首相、所信表明で国債発行の抑制を表明 30年債利回りは過去最高の4.235%
高市早苗(たかいちさなえ)首相は5日、臨時国会の所信表明演説で国債発行を「コントロール」し、市場の混乱には迅速に対応すると表明した。「責任ある積極財政」を進めるうえで財政の持続可能性は前提条件だと強調し、既存の租税特別措置や補助金の見直しにも踏み込む姿勢を示した。
年間の国債発行額は税収や金利、利払い費、経済・市場動向を踏まえて調整する方針だ。一方で成長分野に民間投資を呼び込むため、計画的で予見可能な大規模・長期の財政支出を行うとし、経済安全保障分野には複数年度にわたる基金を設ける考えも示した。
5日の市場では、増発への警戒と中東戦争に伴うインフレ懸念から30年物国債利回りが過去最高の4.235%を付けた。日本の公的債務は経済規模の約2倍と先進国で最大で、臨時国会では財政運営が最大の論点となる見通しだ。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters