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サウジがアジア向け原油価格を6年ぶりの低水準に 市場予想に反する大幅値下げ

サウジアラビアの国営石油会社Saudi Aramcoは5日、アジア向け11月積みの主力油種アラブ・ライト原油の公式販売価格を、オマーン・ドバイ原油平均に対し1バレル5ドル安に設定した。10月の2ドル安から3ドル引き下げ、2020年6月以来、約6年ぶりの大幅な割引となった。
市場では最大5ドルの値上げが予想されており、予想外の引き下げとなった。重質油のアラブ・ミディアム原油とアラブ・ヘビー原油も5ドル下げた。一方、北西欧州と地中海向けは3ドル引き上げ、アメリカ向けは据え置いた。アジアの製油業者からは、高騰する運賃を補う狙いとの見方が出ている。
ホルムズ海峡を通る原油輸送は船舶への攻撃が続く中でも回復しており、ペルシャ湾岸の産油国はアジア市場でのシェア争いを強めている。日本を含むアジアの石油元売り各社にとっては、原油調達コストの低下につながる可能性がある。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Bloomberg / Reuters