ニュースマーケット・相場観
5年国債の入札が好調 日銀の利上げ打ち止めが近いとの見方が支え
財務省が14日に実施した5年物国債の入札は、応札額が発行額の3.56倍となり、過去1年の平均の3.36倍を上回る堅調な需要を集めた。5年債の利回りは2.34%でほぼ横ばいとなり、指標となる10年債の利回りも入札後に0.005%下がって2.995%となった。
りそなアセットマネジメントのファンドマネジャーは、前日にフランス国債の利回りが4.80%台に下がったことに加え、日本銀行の利上げが終わりに近づいているとの見方が需要を支えたと説明した。市場では、利上げの到達点を1.75〜2%、時期を来年6月ごろとみる声が増えている。
最新の日銀短観でも物価の見通しが大きく上振れる懸念は限られ、今後の利上げの幅は小さくなるとの観測が強まっている。国債の金利の先行きは、企業の借り入れや資金運用の判断に直結する。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters