2026/10/14の経済ニュース10選 - 中国の輸出が36.3%増と予想を大幅に上回る ソフトバンクグループは過去最高の利率で社債
10月14日の経済ニュースから10本をお届けします。中国の9月の輸出は36.3%増と、予想を大きく上回りました。国内ではソフトバンクグループが過去最高の利率で社債を発行しました。半導体装置のASMLには2030年分の発注の打診も来ています。
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1. 5年国債の入札が好調 日銀の利上げ打ち止めが近いとの見方が支え
財務省が14日に実施した5年物国債の入札は、応札額が発行額の3.56倍となり、過去1年の平均の3.36倍を上回る堅調な需要を集めた。5年債の利回りは2.34%でほぼ横ばいとなり、指標となる10年債の利回りも入札後に0.005%下がって2.995%となった。 りそなアセットマネジメントのファンドマネジャーは、前日にフランス国債の利回りが4.80%台に下がったことに加え、日本銀行の利上げが終わりに近づいているとの見方が需要を支えたと説明し…
2. ソフトバンクグループ、過去最高の利率で社債を発行 人工知能への集中投資に高まる重圧
ソフトバンクグループが先月発行した過去最大の110億ドルの低格付け社債は、2034年に償還する分の利率は過去最高の9.75%となった。Reutersは、人工知能への集中投資で成果を求められる孫正義(そん・まさよし)会長兼社長への重圧の表れだと伝えた。 ソフトバンクグループはChatGPTを手がけるOpenAIに計646億ドルを投じている。以前はNVIDIAやT-Mobile USの株式を売って資金を賄ったが、今回は値上がりを見込む資産…
3. 高級ヴィラのNOT A HOTEL、早ければ12月に東証へ上場 野村ホールディングスと準備
高級ヴィラを運営するNOT A HOTELが、早ければ12月に東京証券取引所への新規株式公開(IPO)を計画していることが分かった。Bloombergが関係者の話として報じた。野村ホールディングスと上場の準備を進めているという。 NOT A HOTELは中国の投資会社Hillhouseが出資する企業で、宮崎県の「NOT A HOTEL AOSHIMA」などの高級ヴィラを手がける。検討は続いており、上場の時期などの詳細は変わる可能性があ…
4. 中国の9月の輸出、36.3%増と予想を大きく上回る 貿易黒字は1兆ドルに迫る
中国の税関当局が14日に発表した9月の輸出は、ドル建てで前年同月比36.3%増となり、市場予想の25.5%増を大きく上回った。2月の39.6%以来の高い伸びで、輸入も31.0%増と予想の24.5%増を上回った。 1〜9月の貿易黒字は9381億ドルに達し、年内に1兆ドルを超える勢いとなっている。世界で人工知能向けの設備投資が続き、半導体などの技術製品の需要が強いことが追い風になっている。国内の消費は弱いままで、輸出が成長を支える構図が続…
5. 中国の生産者物価、9月は5%上昇 4年あまりで最も高い伸び 消費者物価は予想に届かず
中国国家統計局が14日に発表した9月の生産者物価指数は、前年同月比5%上昇し、8月の3.8%から伸びが拡大した。市場予想の4.5%を上回り、2022年6月以来の高い伸びとなった。 中東での戦闘で原油や石炭などの資源価格が上がり、燃料加工や化学、非鉄金属で値上がりが目立った。一方、消費者物価は0.9%上昇と予想の1%に届かなかった。ガソリンが16.6%上がった一方で、食品は1.7%下がった。 工場の出荷価格は上がっても、弱い国内の需要で…
6. アメリカの利上げ、年内あと1回の見方 ニューヨーク連銀総裁は2027年の追加は不要との考え
ニューヨーク連邦準備銀行のジョン・ウィリアムズ総裁は13日、年内にもう1回の利上げが適切との考えは変わらないとしたうえで、2027年にさらに利上げが必要になるとは今のところ考えていないと述べた。Bloombergのインタビューで語った。 ボストン連邦準備銀行のスーザン・コリンズ総裁も同じ日の講演で、物価の上昇率を2%の目標に戻すため、年内に追加の利上げが適切になるとの見方を示した。アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)は9月に政策金利を…
7. 国際通貨基金、各国に財政の立て直しを急ぐよう要請 長期金利の上昇で猶予は少ない
国際通貨基金(IMF)は14日、財政モニター報告を公表し、先進国などに歳出の削減や財政赤字の縮小を急ぐよう求めた。世界の政府債務は平均で国内総生産の100%に達する見通しで、第2次世界大戦後で最も高い水準になるという。 主要7カ国の10年物国債の利回りは2月から9月にかけて平均で1.1%あまり上がり、約20年ぶりの高さとなった。IMFのロドリゴ・バルデス財政局長は、金利の上昇で各国の財政の余地が狭まったとして「メッセージの緊急度を引き…
8. ASML、2029〜30年分の発注の打診も 人工知能向けの需要が装置の供給を上回る
オランダの半導体製造装置大手ASMLは14日、7〜9月期の決算を発表し、利益が市場予想を上回った。一部の顧客から2029年や2030年の装置の発注について打診を受けているとし、2027〜28年に予定する供給では需要を満たしきれないと説明した。 2026年の売上高の見通しは下限を引き上げ、440億〜450億ユーロとした。10〜12月期の売上高は142億〜152億ユーロを見込む。2027年と2028年にそれぞれ生産能力を30%増やす計画に…
9. NVIDIA、欧州で出資と支援を拡大 フランスの新興企業4社に出資、イギリスには2億5000万ドル
アメリカの半導体大手NVIDIAは14日、イギリスに5年間で2億5000万ドル相当の計算資源を提供し、人工知能の安全性の研究を支援すると発表した。毎年5000万ドル分を、自律的に動く人工知能エージェントの安全性の検証などに充てる。 これに先立ち、NVIDIAはフランスの新興企業DoctolibとGenesis AIへの出資で合意した。フランスの新聞Les Echosは、EntalpicとPigmentを含む4社に出資したと報じた。出資…
10. 国際エネルギー機関、ディーゼル燃料の需給の逼迫は2027年後半まで続くと予測
国際エネルギー機関(IEA)は14日に公表した10月の石油市場報告で、ディーゼル燃料などの軽油の需給の逼迫が2027年後半まで続くとの見方を示した。年末にかけて製油所の稼働が回復しても、10〜12月期の供給は需要に届かないという。 9月の世界のディーゼル燃料の輸出は、前年同月比で日量70万バレル減った。ロシアと中東からの日量130万バレルの減少を、ほかの地域で補いきれなかった。卸売価格は欧州とアメリカで1バレル220ドル前後の過去最高…