ニュースマーケット・相場観
イングランド銀行の副総裁、ヘッジファンドの存在感で「債券市場の動揺が広がりやすく」

イングランド銀行で金融の安定を担うサラ・ブリーデン副総裁は、CNBCの取材に対し、各国の国債市場でヘッジファンドの存在感が増し、一つの市場の動揺がほかの市場に広がる可能性が以前より高まっていると述べた。バンコクで開かれた国際通貨基金と世界銀行の年次総会の合間に語った。
国債の買い手は、保険会社や年金基金から、借り入れで投資を膨らませ、価格に敏感なヘッジファンドに移っている。国際通貨基金によると、ヘッジファンドの総資産は約13兆ドルに上る。30兆ドル規模のアメリカ国債の市場では、2025年末にヘッジファンドが過去最大の7%を持っていた。
今月はアメリカの10年債と30年債の利回りが2002年以来の高さとなり、イギリスとフランスの国債の利回りも上がっている。国際通貨基金は、ヘッジファンドが同じ取引に集中すると、市場の混乱を大きくしかねないと警告した。長期金利の急上昇への備えが要る。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:CNBC