ニュースマーケット・相場観
韓国のElice、上場初日に一時32%急落 人工知能のインフラ企業に逆風
韓国の人工知能向けデータセンター企業Eliceが20日、新興企業向けのKOSDAQ市場に上場し、株価は一時、公開価格を32%下回る6万1400ウォンまで下がった。2010億ウォンを調達した、今年の韓国で最大の新規株式公開だった。
公開価格は想定の上限の9万500ウォンで、上場時の時価総額は1兆ウォンを超えていた。個人投資家向けの申し込みは400倍を超え、上半期の売上高は前年同期の3倍の344億ウォンに伸びていた。それでも、人工知能のインフラ企業への見方が冷え込むなかで売りが膨らんだ。
アメリカのCoreWeaveの株価は5月の高値から半分以下に下がり、オーストラリアのAirTrunkも上場の計画を先送りしている。借り入れで設備を増やす人工知能関連企業への選別は強まっている。関連の投資や取引を考える企業は、相手の資金繰りにも目を配りたい。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Bloomberg、Reuters