2026/01/07の経済ニュース10選 - 中国は日本にレアアース禁輸、米は同盟国に軍事威嚇…世界秩序崩壊の序章か
2026年1月7日の経済ニュースは、中国の対日輸出規制に伴う株価急騰や米国のグリーンランドに関する声明が注目される中、多数の技術発表も行われた。特にCES 2026では、サムスンとLGが最新のテレビ技術で激突し、家事代行ロボットも登場するなど、注目が集まっています。金価格が高水準を維持するなど、今年も波乱の経済相場が予想されています。
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1. 中国が対日輸出規制を発動、レアアース関連株が急騰
中国商務省は6日、軍事転用可能なデュアルユース(軍民両用)品目の対日輸出を即日禁止すると発表した。高市早苗首相が昨年11月に「中国による台湾侵攻は日本の存立を脅かす事態」と国会で発言したことへの報復措置とみられる。対象品目にはレアアース(希土類)、半導体関連部品、ドローン、航空宇宙部品などが含まれる可能性がある。日本は2024年時点でレアアース輸入の約63%を中国に依存しており、サマリウム、テルビウム、ジスプロシウムなどの中重希土類は…
2. 米ホワイトハウス「グリーンランド取得に軍事オプション排除せず」、欧州7カ国が反発
アメリカのホワイトハウスは7日、グリーンランド取得について「軍事力の行使は常に選択肢としてある」との声明を発表した。トランプ大統領は、北極圏の安全保障上グリーンランドの支配が不可欠だとし、「ロシアと中国の船が周辺海域を埋め尽くしている」と主張している。 これに対し、デンマークのフレデリクセン首相は「アメリカがNATO同盟国を軍事攻撃すれば、すべてが終わる。NATOも、第二次大戦後の安全保障体制も」と強く警告した。フランスのマクロン大統…
3. アジア株反落、日経1%安 中国の対日輸出規制が重荷
7日のアジア株式市場は、中国の対日輸出規制発動を受けて売りが優勢となり、年初からの上昇に一服感が広がった。グローバル株価指数は4日連続で上昇し史上最高値を更新していたが、この日は0.1%下落した。 日経平均株価は1%下落し、アジア株全体も0.6%安となった。中国と日本の対立激化がセンチメントを悪化させ、年初来で史上最高のスタートを切っていた市場に調整が入った。アメリカの株価先物は小幅安、欧州先物は小幅高で推移した。 市場関係者は「年初…
4. CES 2026でテレビ革命、サムスンとLGが「Micro RGB」で激突
ラスベガスで開催中のCES 2026で、サムスンとLGが次世代テレビ技術「Micro RGB」を相次いで発表し、注目を集めている。従来のMini LEDが白色LEDを使用するのに対し、Micro RGBは微細な赤・緑・青のLEDを直接配置することで、より広い色域と精密なローカルディミングを実現する。 サムスンは55インチから130インチまでのMicro RGBテレビラインナップを発表。130インチのコンセプトモデルは「色の正確さと豊か…
5. LG、家事代行ロボット「CLOiD」をCES 2026で世界初公開
LGエレクトロニクスは、CES 2026のキーノートで家庭用AIロボット「CLOiD(クロイド)」を世界初公開した。洗濯、食器洗い機の片付け、料理の配膳、衣類の折りたたみなど、家事全般をこなすことを目指したヒューマノイド型ロボットだ。 CLOiDは、頭部にAIチップ、ディスプレイ、カメラ、各種センサーを搭載し、音声とマンガ風の「表情」で人間とコミュニケーションを取る。7自由度の関節を持つ2本の腕と、独立駆動する5本指の手により、人間に…
6. Nvidia CEO「グラフィックスの未来はニューラルレンダリング」、DLSS 4.5発表
Nvidiaのジェンスン・ファンCEOは、CES 2026の質疑応答セッションで「グラフィックスの未来はニューラルレンダリング、つまりDLSSだ」と語り、従来型のラスタライズ技術からAI駆動のレンダリングへの転換を示唆した。「RTX 5090が従来ラスタライズの頂点になるかもしれない」との発言も飛び出した。 同社は6日夜のGeForce Onイベントで、最新のアップスケーリング技術「DLSS 4.5」を発表。第2世代トランスフォーマー…
7. 日本10年国債利回り2.11%、27年ぶり高水準を維持
日本の10年国債利回りは7日、2.11%で推移し、1999年2月以来27年ぶりの高水準を維持した。6日に実施された10年債入札では応札倍率が3.30倍(前回3.59倍、12カ月平均3.24倍)となり、堅調な需要を示したものの、利回りは2.1%台から下がらなかった。 日銀の植田和男総裁は、経済・物価見通しが実現すれば利上げを継続する方針を改めて表明。賃金と物価の好循環が維持されるとの見通しを示した。12月の利上げ(0.75%へ)に加え、…
8. 東京オートサロン2026プレビュー:日本メーカーがスポーツカー・MTを復活へ
1月9日から11日に幕張メッセで開催される東京オートサロン2026で、日本の自動車メーカーがスポーツカーとマニュアルトランスミッション(MT)の復活を大々的にアピールする見通しだ。トヨタ、ホンダ、日産、スバルがそれぞれ注目モデルを出展予定。 日産は、待望のMT仕様を追加したフェアレディZ NISMOを発表予定。2023年に登場したNISMO版はATのみだったが、3ペダル版の復活で愛好家の期待に応える。さらに、Note NISMOをベー…
9. 日本自動車6社の2025年米国販売、トヨタが8%増でトップ維持
日本の主要自動車メーカー6社の2025年アメリカ販売実績が発表され、トヨタ、ホンダ、日産が前年比増加、スバル、マツダ、三菱が減少という二極化が鮮明になった。幅広い価格帯のラインナップを持つ大手メーカーが、アメリカの消費者の経済格差拡大に対応できたと分析されている。 トヨタは252万台(前年比8.0%増)を販売し、RAV4やカムリ、カローラが好調。高級車ブランドのレクサスも米国市場で過去最高の販売台数を記録した。ホンダは143万台(0.…
10. 金価格4,460ドル台で高止まり、JPモルガンは年末5,000ドル予想
金価格は7日、1オンス=4,458ドル近辺で推移し、昨年12月26日に記録した史上最高値4,550ドルに近い高水準を維持している。ベネズエラ情勢の緊迫化を受けた安全資産需要が継続しており、2025年は64%上昇と1979年以来の最大の年間上昇率を記録した。 JPモルガンは2026年の金価格予想として、第4四半期までに5,000ドルに達するとの見通しを示した。長期的には6,000ドル以上も視野に入るとしている。背景には、中央銀行による金…