2026/07/24の経済ニュース10選 - Intel増収率15年ぶり高水準、人工知能特需で予想大幅超え決算

2026年7月24日 MBI経済ニュース編集部

2026年7月24日、世界の経済情勢は激動の局面を迎えています。中東情勢の悪化によりブレント原油が100ドルを突破し、世界的なインフレ再燃とFRBの利上げ観測が急上昇。国内では日銀の金融政策決定会合を来週に控え、物価指標の拡大が注目されています。また、トランプ政権による新たな関税政策が世界貿易を揺るがす一方、AI特需でIntelが15年ぶりの増収を記録するなど、産業界でも明暗が分かれました。本日はこれらの重要情報を整理してお届けします。

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2026/07/24の経済ニュース10選 - Intel増収率15年ぶり高水準、人工知能特需で予想大幅超え決算(動画)

1. 6月コアCPI1.6%に拡大、原油高波及で4カ月ぶり伸び加速 日銀会合を来週に控え

マーケット・相場観 ・ 出典:CNBC

総務省が7月24日に発表した6月の全国消費者物価指数は、生鮮食品を除くコア指数が前年同月比1.6%上昇となり、5月の1.4%から4カ月ぶりに伸びが拡大した。市場予想と一致し、総合指数は1.7%上昇。中東情勢の緊迫化による原油高が、エネルギー関連品目を通じて物価全体に波及し始めた形だ。 生鮮食品とエネルギーを除くコアコア指数は1.7%上昇と2022年8月以来の低い伸びにとどまった一方、6月の企業物価指数は7.1%と2023年3月以来の高…

2. 日経平均が2%超下落、Alphabet株急落で人工知能投資への懸念再燃

マーケット・相場観 ・ 出典:Reuters

24日の東京株式市場で日経平均株価は一時2.7%安の6万4600円台まで下落した。前日のアメリカ市場でGoogle親会社Alphabetの株価が、人工知能関連投資の拡大計画とキャッシュフロー悪化を受けて7%急落し、人工知能インフラ投資の持続性への懸念が再燃したことが東京市場に波及した。 半導体関連株が売られ、アドバンテストは6.3%安、東京エレクトロンは5.4%安。ソフトバンクグループは7.4%安、キオクシアも4.4%下落した。日経平…

3. 日銀、来週の会合で物価上振れ警戒を維持へ リスクの「大幅な積み上がりなし」と判断か

規制・税制・政策 ・ 出典:Reuters

Reutersは24日、複数の関係者の話として、日銀が来週の金融政策決定会合で政策金利を1%に据え置き、物価が2%目標を上振れするリスクへの警戒を維持する公算が大きいと報じた。同時に、このリスクが過去3カ月で大幅に積み上がってはいないとの認識を示す見通しだという。 7月30日と31日の会合に合わせて公表する四半期の展望リポートでは、中東情勢や世界的な人工知能需要、円安による輸入コスト上昇を物価の上振れ要因として挙げる一方、4月時点で警…

4. 経済財政白書「価格転嫁は2022年より速い」 インフレ定着を政府も指摘

規制・税制・政策 ・ 出典:Reuters

内閣府は24日、年次の経済財政白書を公表し、日本企業が中東情勢に伴うコスト上昇を2022年のウクライナ危機時よりも速いペースで販売価格に転嫁していると指摘した。企業と家計のインフレ予想も加速しており、デフレが長く続いた日本で物価上昇圧力が定着しつつあるとの日銀の見方と一致する内容となった。 白書は「企業の投資意欲は旺盛で、投資計画は2年連続で過去平均を上回っている」と分析し、エネルギーショックに対する日本経済の耐性を強調した。一方で、…

5. アメリカ財務省、円を「大幅に過小評価」と認定 日銀に利上げ継続促す異例の言及

国際・政策 ・ 出典:Reuters

アメリカ財務省は23日(現地時間)、半期に一度の為替報告書を公表し、円が「大幅に過小評価されている」と認定した。円は2011年末から2026年4月末までに実質実効ベースでもドルに対しても51%下落したと指摘。「金融政策の正常化はインフレ期待の安定と過度な為替変動の抑制に資する」として、日銀に利上げ継続を促す異例の言及を行った。 報告書の公表は、円相場がドルに対して40年ぶりの安値となる163円台で推移するなかで行われた。アメリカと日本…

6. トランプ政権、60カ国に10〜12.5%の新関税 強制労働を理由に暫定関税を置き換え

国際・政策 ・ 出典:NBC News

トランプ政権は23日(現地時間)、強制労働の禁止措置を十分に執行していないとして、60の貿易相手国・地域に10%から12.5%の新関税を課すと発表した。アメリカ時間24日午前0時1分に発効し、対象はアメリカの輸入額の99.4%に及ぶ。2月に最高裁が「相互関税」を違憲と判断した後に導入された150日間の暫定的な一律10%関税が同じ時刻に失効するため、これを事実上置き換える措置となる。 新関税は1974年通商法301条に基づくもので、強制…

7. Intel、15年ぶりの増収率で市場予想を大幅超過 人工知能特需で設備投資も増額へ

業界・トレンド ・ 出典:Reuters

Intelが23日(現地時間)に発表した4-6月期決算は、売上高が前年同期比25%増の161億ドルとなり、2011年以来約15年ぶりの高い増収率を記録した。調整後1株利益は42セントと、市場予想の21セントの2倍に達した。人工知能データセンター向けのCPU需要が急増し、データセンター・人工知能部門の売上高は59%増の63億ドルに拡大した。 7-9月期の売上高見通しは158億から168億ドルと、市場予想の151億ドルを上回った。デービッ…

8. ブレント原油が100ドル突破、5月以来初 紅海のタンカー攻撃で供給懸念が拡大

マーケット・相場観 ・ 出典:Al Jazeera

国際指標のブレント原油先物は23日(現地時間)、1バレル=100ドルを突破した。100ドル台は5月下旬以来約2カ月ぶり。イエメンのフーシ派が紅海でサウジアラビアの原油タンカー2隻を攻撃したと発表し、ホルムズ海峡が事実上封鎖されるなかで、紅海という第二の主要輸送路にも供給懸念が広がったことが背景にある。 サウジアラビアの国営通信は、紅海を航行中のタンカー1隻が攻撃を受けて炎上したと確認した。フーシ派はサウジアラビアからの原油輸送に対する…

9. Alphabet、SpaceX株941億ドルの保有を開示 上場後初の時価評価で約6%出資が判明

スタートアップ・M&A・資本政策 ・ 出典:WSJ

Google親会社Alphabetは23日(現地時間)に提出した四半期報告書で、SpaceX株を941億ドル(約15兆円)相当保有していることを開示した。SpaceXの時価総額に基づくと約6%の出資比率に相当する。6月に上場したSpaceXへの出資が公開市場の株価で評価されるのは今回が初めてとなる。 保有株のうち800億ドル分は上場直後の短期売却制限の対象で、141億ドル分には2027年7-9月期までの長期制限が課されている。Spac…

10. FRBの利上げ観測が急上昇、9月確率82%に 原油100ドルでインフレ懸念再燃

国際・政策 ・ 出典:CNBC

アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ観測が急速に強まっている。CMEのFedWatchによると、金利先物市場は9月会合での利上げ確率を約82%と織り込み、1週間前の53%未満から急上昇した。ブレント原油が100ドルを突破し、インフレ再燃への警戒が再び強まったことが背景にある。 来週開かれる連邦公開市場委員会(FOMC)では、政策金利が現行の3.50%から3.75%に据え置かれるとの見方がなお優勢だが、0.25%の利上げ確率も3…

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