2026/02/23の経済ニュース10選 - バフェットApple株1000万株追加売却、エヌビディア決算週、NY猛吹雪で市場緊迫
2026年2月23日の経済ニュースでは、ボーイングがエアバスを上回る受注数を記録し、AIメモリの需要増加に伴うSK Hynixの生産計画や、WBDを巡る合併交渉などが注目を集めました。また、天皇誕生日による東京市場の休場に加え、米東海岸ではやや厳しい天候が影響を与えています。
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1. ボーイング、2025年受注でエアバス超え 7年ぶりの逆転
2025年通年の民間航空機受注において、アメリカのボーイングがヨーロッパのエアバスを上回り、7年ぶりに年間受注数で首位を奪還した。ボーイングは737MAXシリーズの品質問題やFAA(連邦航空局)による増産制限を受けて長期の低迷が続いていたが、2025年後半から安全体制の立て直しが進み、主力の737MAX10型の受注が回復した。 トランプ政権が推進する二国間通商交渉も追い風となっている。アメリカ製航空機の購入を関税交渉のカードとして活用…
2. 中国国有企業、ベラルーシにロケット兵器工場を輸出へ
中国の国有軍事関連企業がベラルーシに対し、ロケット弾製造プラントの輸出を進めていることが日本経済新聞の報道で明らかになった。ベラルーシはロシアの同盟国としてウクライナ侵攻を支援する立場にあり、この動きは実質的にロシアの軍事能力を間接的に強化するものとして、欧米諸国の警戒を強める可能性がある。 報道によれば、対象となる製造施設は多連装ロケットシステムの弾薬を生産する能力を持つとされ、中国側は表向き「防衛目的」と説明している。しかし、ウク…
3. SK Hynix会長、AIメモリチップ増産を表明 「モンスターチップ」と称賛
韓国SKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長は、ワシントンで開催されたカンファレンスの場で、傘下のSK Hynixが生産するAI向け高帯域幅メモリ(HBM)チップの増産を誓約した。崔会長はHBMを「モンスターチップ」と表現し、Nvidiaをはじめとする半導体大手のAIアクセラレータ需要が爆発的に拡大していることを強調した。 SK Hynixは世界のHBM市場で約53%のシェアを握り、2026年分の生産能力は既に完売済みの状態にある。…
4. ロールス・ロイス、最大20億ドルの自社株買いを計画 業績回復の象徴に
イギリスの航空エンジン大手ロールス・ロイス・ホールディングスが、今週発表する2025年通期決算と合わせて、最大15億ポンド(約20億ドル)規模の自社株買いを実施する計画であることが、スカイ・ニュースの報道で明らかになった。同社は前年にも10億ポンドの自社株買いを実施しており、2年連続の大型株主還元となる。 ロールス・ロイスは新型コロナウイルスのパンデミックで民間航空事業が壊滅的な打撃を受け、数年間にわたり配当停止とバランスシート修復を…
5. WBD買収交渉の期限到来 Netflix合併かパラマウント逆転か、運命の日
ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)をめぐるメディア業界史上最大級の買収合戦が、2月23日に重要な節目を迎える。Netflixとの合併契約の下でパラマウント・スカイダンスに与えられた7日間の交渉期限がこの日に満了し、パラマウント側は「最終かつ最良の提案」を提示する必要がある。WBD取締役会はNetflixとの合併を引き続き全会一致で推奨している。 パラマウントは全株式を対象に1株30ドルの現金買収を提案しており、さらに31ド…
6. 天皇誕生日で東京市場休場 今週はNvidia決算・一般教書演説に注目
2月23日は天皇誕生日の祝日で東京証券取引所は休場となる。一方、今週のアメリカ市場は年間を通じて最も重要な決算発表週の一つを迎える。最大の注目は2月25日(水)引け後に発表されるNvidiaの2026年度第4四半期(2026年1月期)決算で、売上高コンセンサスは656億ドル、1株利益は1.52ドルが見込まれている。 今週はNvidiaのほか、ホーム・デポ(24日)、セールスフォース(25日)、デル・テクノロジーズ(26日)など主要企業…
7. 品川駅で大規模改修工事 京急ホーム移設、77m桁の一夜移動に成功
JR東日本と京浜急行電鉄は、品川駅の大規模リノベーション計画の一環として、重さ数百トンに及ぶ77メートルの鋼製桁を一夜で横移動させる大規模工事を実施した。この作業は京急電鉄の品川駅ホームを地上2階から地平レベルへ移設するプロジェクトの核心部分であり、鉄道の運行を維持しながらの施工という高い技術力が求められた。 品川駅は2027年のリニア中央新幹線開業を見据えた再開発エリアの中核駅として、乗り換え利便性の抜群の向上が期待されている。現在…
8. バークシャー・ハサウェイ、バフェット最後のQ4でApple売却継続 NYT新規取得
バフェットがCEOとして最後の四半期となった2025年10〜12月期のバークシャー・ハサウェイの13Fが2月17日に公開され、ポートフォリオの全貌が明らかになった。バークシャーは12四半期連続で株式の純売却を続けており、Apple株を約1000万株(4%相当)追加売却したほか、バンク・オブ・アメリカ株も5000万株以上を手放した。 注目されたのは、ニューヨーク・タイムズ(NYT)株500万株(約3億5200万ドル相当)の新規取得だ。バ…
9. 米東海岸で猛吹雪 ニューヨーク市など非常事態宣言、数千便が欠航
アメリカ東海岸を大規模なブリザード(猛吹雪)が直撃し、ニューヨーク市を含む広範囲の地域で非常事態宣言が発令された。国立気象局(NWS)はニュージャージー州やニューヨーク市圏、メリーランド州、コネチカット州、ロードアイランド州、マサチューセッツ州の一部に暴風雪警報を発令。一部地域では60センチ以上の積雪と時速80キロ近い風が予想されている。 航空各社はバージニアからメインまでの空港を対象にキャンセル料・変更手数料の免除措置を発表し、数千…
10. ECBラガルド総裁の任期前退任観測が波紋 内部からも困惑の声
欧州中央銀行(ECB)のクリスティーヌ・ラガルド総裁が、2027年10月の任期満了を待たずに退任する可能性が高まっている。フィナンシャル・タイムズが2月18日に報じた後、ECB内部では困惑と苛立ちが広がっていると複数の関係者が証言した。ラガルド総裁は同僚に対し「自分は職務に集中している」と伝えたが、2025年に同様の報道を明確に否定した時と比べ、反応は曖昧なままだ。 早期退任の背景には、2027年春のフランス大統領選挙がある。世論調査…