2026/03/02の経済ニュース10選 - イラン攻撃3日目 ハメネイ師死亡で原油82ドル急騰 日経900円安 金は過去最高値に
2026年3月2日の市場は、米国とイスラエルのイラン攻撃を受けて急落。日経平均は900円安。任天堂の株価は中東の物流混乱により急落し、防衛関連株は逆行高。原油価格が急騰し、金価格も過去最高を更新するなど、地政学リスクの影響が鮮明になっています。
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1. 日経平均900円安の大幅反落、中東危機でリスクオフ加速
2026年3月2日月曜日の東京株式市場で、日経平均株価は前週末比約900円安の57,500円台まで急落し、取引時間中に一時2%超の下落を記録した。米国とイスラエルによるイラン攻撃が週末に激化し、最高指導者ハメネイ師の死亡が確認されたことで、世界的にリスク回避姿勢が強まった。東証株価指数(TOPIX)も約1.2〜1.3%下落した。 銀行、電機、自動車などの主力セクターが幅広く売られた一方、石油・鉱業・金属関連銘柄は原油・金価格の急騰を追…
2. 任天堂株急落、中東物流混乱でSwitch 2欧州出荷にコスト懸念
任天堂の株価が3月2日、約1カ月ぶりの大幅安を記録した。ブルームバーグの報道によると、米イスラエルのイラン攻撃に伴う中東の物流混乱がSwitch 2のヨーロッパ向け出荷コストを押し上げるとの懸念が広がった。フーシ派が紅海でのアメリカ・イスラエル関連貨物船への攻撃再開を警告したことを受け、世界最大手の海運各社がスエズ運河経由の航路をアフリカ南端回りに変更している。 航路変更により、配達日数は10日以上延びると試算されている。任天堂は45…
3. 三菱重工など防衛関連株が逆行高、地政学リスクで資金流入
3月2日のアジア市場で、防衛関連銘柄が全体相場の急落に逆行して上昇した。日本の三菱重工業は3.6%高、シンガポールのSTエンジニアリングも3.4%上昇した。米イスラエルのイラン攻撃による地政学リスクの高まりが、世界的な防衛支出拡大への期待を後押しした形だ。 国際戦略研究所(IISS)によると、2025年の世界の軍事支出は過去最高の2.6兆ドルに達しており、各国の安全保障投資の拡大基調が防衛セクターへの追い風となっている。三菱重工は航空…
4. JAL、羽田-ドーハ便を3月3日まで全便欠航 約1000人に影響
日本航空(JAL)は、中東情勢の悪化を受けて羽田-ドーハ線を3月3日まで全便欠航すると発表した。羽田発は3月2日まで、ドーハ発は3月3日までの計6便が対象で、約1000人の旅客に影響が出る見通し。JALは「十分な安全が確認できるまで欠航を継続する」としている。 中東では、イラン、イラク、イスラエル、ヨルダン、レバノン、アラブ首長国連邦(UAE)、カタール、クウェートの8カ国以上が領空を閉鎖または制限している。ドバイ国際空港では700便…
5. ホルムズ海峡が事実上封鎖、日本のエネルギー安保に重大リスク
世界の石油輸送の約20%が通過するホルムズ海峡が、米イスラエルのイラン攻撃を契機に事実上の封鎖状態に陥っている。イラン革命防衛隊が船舶に対し「通過不可」の警告を発した結果、大手海運各社が航行を停止。ロイズ・オブ・ロンドンなど保険引受会社が戦争保険を取り消したことで、物理的な機雷封鎖がなくとも「保険による封鎖」が実現した形だ。 クプラーのアナリスト、シャナカ・ペレラ氏は「昨日ホルムズ海峡を通過した原油は2000万バレル。今日はゼロかもし…
6. 原油急騰、ブレント一時82ドル超 ホルムズ海峡リスクで8カ月ぶり高値
3月2日の原油市場で、ブレント先物が前週末比約9〜13%上昇し、一時1バレル82ドルを超えた。WTI先物も約8.6%高の72.61ドルを記録。いずれも約8カ月ぶりの高値水準となった。ホルムズ海峡を通じたタンカー航行の事実上停止が、実需面での供給懸念を一気に強めた。 バークレイズはブレントが100ドルに達する可能性を警告し、UBSは「混乱が長期化すれば120ドル超もあり得る」と指摘。ゴールドマン・サックスも110ドルのピーク予想を示した…
7. OPEC+、4月から日量20.6万バレル増産決定 中東危機下で供給確保へ
石油輸出国機構と非加盟産油国で構成するOPEC+は3月1日のオンライン会合で、4月から日量20.6万バレルの増産を決定した。サウジアラビアやロシアなど主要8カ国が、2026年1〜3月に一時停止していた段階的増産を再開する。当初の市場予想13.7万バレルを50%上回る規模となった。 ブルームバーグによると、米イスラエルのイラン攻撃による原油価格急騰が増産判断の背景にある。ただし実質的な供給余力はサウジアラビアとUAEに集中しており、両国…
8. 金価格5,350ドルの過去最高値更新、安全資産への逃避鮮明
3月2日の金市場で、スポット金価格が前週末比1.4%上昇し、1オンス5,350ドルの過去最高値を更新した。米イスラエルのイラン攻撃と中東紛争の長期化懸念が安全資産への需要を急拡大させている。金先物も1.6%上昇し、投資家の逃避姿勢が鮮明となった。 金価格は2025年に64%上昇した後、2026年に入ってからも22%以上の値上がりを見せている。ドイツ銀行は年内6,000ドル、ソシエテ・ジェネラルも年末6,000ドルの目標価格を掲げており…
9. 米株先物急落、ダウ500ポイント超下落で週明け波乱の幕開け
3月2日の米国株式先物市場で、ダウ工業株30種平均先物が500ポイント以上(約1%)下落し、S&P 500先物も約0.7%安、ナスダック100先物も約0.85%安となった。米イスラエルのイラン攻撃が週末にかけて激化し、中東紛争の長期化に対する警戒感が金融市場全体を覆っている。 ゴールドマン・サックスのドミニク・ウィルソン氏は「株式市場の反応は、エネルギーショックの持続性にかかっている」と分析し、1990年や2022年並みの深刻な石油供…