2026/06/02の経済ニュース10選 - 円急落160円目前 SMBC日興が歴史的崩壊を警告
2026年6月2日の経済ニュースをまとめました。本日は日本円が1ドル160円に接近し、SMBC日興が「歴史的崩壊まであと一歩」と警告。また、日経平均は史上最高値圏から反落し、中東情勢が株式市場や投資家心理に影響を及ぼしています。企業のAI関連投資や国債の需給動向も注目されています。
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1. 円相場、1ドル160円目前 SMBC日興が「歴史的崩壊まであと一歩」と警告
日本円が対米ドルで急落し、心理的節目の1ドル160円に接近している。投資情報サービスのinvestingLiveが6月2日に伝えたところによると、SMBC日興証券は、原油価格の上昇と財政の緩みを背景に、日本が「歴史的な円の崩壊まであと一歩」の状況にあると警告した。 円安の主因は、日本国債の利回り上昇と中東情勢に伴う原油高である。10年物日本国債の利回りは30年ぶりの高水準に達し、財政拡張への懸念が円売りを加速させている。片山さつき(か…
2. 10年物日本国債入札、需要が12カ月平均を上回る 利回り急騰下でも底堅さ
財務省が6月2日に実施した10年物日本国債の入札で、応札需要が過去12カ月の平均を上回る底堅さを示した。Bloombergが同日報じた。日本国債の利回りが急上昇する局面にあるなかで、投資家の押し目買い意欲が確認された格好となった。 10年物日本国債の利回りは足元で30年ぶりの高水準に達しており、財政拡張への警戒と日本銀行の金融政策正常化観測が背景にある。利回り上昇は新規発行債の投資妙味を高めており、今回の入札では一定の需要が下支えとな…
3. 日経平均、史上最高値圏から反落 中東情勢が人工知能ラリーの楽観を相殺
6月2日の東京株式市場で、日経平均株価が史上最高値圏から反落した。Reutersが同日報じたところによると、アジア株全体が下落し、中東情勢をめぐる不安が人工知能関連株への楽観を打ち消す展開となった。 前日の6月1日に日経平均は史上初めて67,000円台に乗せたが、この日はイランがアメリカとの停戦協議を停止したと伝わり、原油価格が急騰。資源輸入国である日本の景気とインフレ見通しへの懸念が、半導体やソフトバンクグループなど人工知能関連の主…
4. 高市首相、イラン大統領にホルムズ海峡の船舶通航を要請 3回目の電話会談
高市早苗(たかいちさなえ)首相が6月1日、イランのペゼシュキアン大統領と電話会談を行い、事実上閉鎖が続くホルムズ海峡について、すべての国の船舶の安全な通航を改めて強く要請した。Bloombergが6月2日報じた。両首脳の電話会談は3回目となる。 高市首相は会談後、記者団に対し「日本やほかのアジア諸国を含むすべての船舶が、できるだけ早く自由かつ安全にホルムズ海峡を通航できるよう、改めて強く求めた」と述べた。会談は15分間にわたった。ペゼ…
5. 日本のメガバンク3行、過去最高益後に与信費用を積み増し 中東リスクに備え
日本の3大金融グループが、過去最高益を計上した一方で、貸倒引当金(与信費用)を積み増した。S&P Global Market Intelligenceが6月2日に伝えた。アメリカ・イスラエルとイランの戦争が長期化し、世界経済を圧迫することへの懸念が背景にある。 三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループの3行合計の貸倒引当金は、3月末までの年度で8774億円となり、前年度の5048…
6. 韓国株式市場、インドを抜き世界6位 サムスン・SKハイニックスの人工知能メモリ需要が牽引
韓国の株式市場の時価総額がインドを上回り、世界6位に浮上した。Bloombergが6月2日報じた。世界的な人工知能インフラ構築を支える半導体大手の株価急騰が原動力となった。 韓国上場企業の時価総額は今年に入って86%増の5兆ドルに達し、一方でインドは4兆8000億ドルに減少した。新たに時価総額1兆ドルクラブに加わったサムスン電子とエスケーハイニックスが、韓国市場の急騰を牽引している。韓国の総合株価指数コスピは、両社の人工知能メモリ分野…
7. Anthropic、新規株式公開を非公開申請 OpenAIを出し抜き上場レースで先行
人工知能開発大手のAnthropicが、アメリカでの新規株式公開に向け、証券取引委員会に非公開で書類を提出した。Reutersが6月2日報じた。同社は対話型人工知能「Claude」を運営しており、ライバルのOpenAIに先んじて上場レースで一歩リードした形となる。 Anthropicの企業価値は、300億ドルを調達した2月時点の3800億ドルから倍以上に上昇している。直近では9650億ドルの企業価値で650億ドルを調達し、初めてOpe…
8. アルファベット、人工知能投資へ800億ドル調達 バークシャーが100億ドル出資
グーグルの親会社アルファベットが、800億ドルの株式発行による資金調達を発表した。Reutersが6月2日報じた。人工知能インフラへの巨額投資を支えるためで、ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイからの100億ドルの出資を含む。 調達は300億ドルの引き受け公募と、第3四半期に開始予定の400億ドルの市場内売却プログラムで構成される。バークシャーは私募により、A種普通株とC種資本株をそれぞれ50億ドルずつ取得する。アル…
9. エヌビディア、パソコン向けスーパーチップ発表 インテル・AMDの牙城に本格参入
半導体大手のエヌビディアが、パソコン向けの新型プロセッサーを発表した。CNBCが6月2日に伝えたところによると、最高経営責任者のジェンスン・ファン氏が台湾の見本市コンピュテックスの基調講演で、マイクロソフトと共同開発した新チップを公開した。 「RTXスパーク」と名付けられたスーパーチップは、秋にマイクロソフト、デル、ヒューレット・パッカードなどの新型ウィンドウズ搭載パソコンに採用される予定。ファン氏は「コンピューターのこの再発明は、電…
10. 原油価格が急騰 イランがアメリカとの停戦協議を停止
6月2日の市場で原油価格が急騰した。Reutersなど複数の海外メディアが報じたところによると、イランがアメリカとの停戦協議を停止したと伝わり、供給途絶への懸念が再燃した。 イランの国営系通信社タスニムの報道によると、イランの交渉担当者は仲介者を通じたアメリカとのメッセージのやり取りを直ちに停止する。停戦違反、とくにイスラエルによるレバノンでの軍事行動への報復措置とされる。原油先物は一時8%超上昇し、WTI原油は1バレル93ドル近辺、…