2026/07/01の経済ニュース10選 - 日銀短観 大企業製造業DIが7年ぶり高水準

2026年7月1日 MBI経済ニュース編集部

2026年7月1日の経済ニュースでは、円が40年ぶりの安値を記録し、企業の景況感が改善。高市首相のインド訪問や日米の経済動向、南米との貿易交渉が進展する中、注目の出来事が多数。投資環境が変化する中、しっかりとしたデータと見通しが求められています。

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2026/07/01の経済ニュース10選 - 日銀短観 大企業製造業DIが7年ぶり高水準(動画)

1. 円、1986年以来の40年ぶり安値 為替介入への警戒強まる

マーケット・相場観 ・ 出典:Reuters

外国為替市場で7月1日、円相場が対ドルで一時1ドル=163円台まで下落し、1986年以来約40年ぶりの安値を更新した。アメリカと日本の金利差が意識されるなか、円売り・ドル買いの流れが加速している。市場では日本政府・日本銀行による為替介入が迫っているとの見方が強まり、取引参加者は警戒を強めている。 日本の通貨当局トップは、4月に実施した介入が円安の進行を一定程度和らげたと述べる一方、直ちに再介入を示唆する明確なシグナルは発していない。三…

2. 日銀短観、大企業製造業の景況感が2018年以来の高水準 追加利上げ論を後押し

規制・税制・政策 ・ 出典:AP

日本銀行が7月1日に発表した6月の全国企業短期経済観測調査(短観)で、大企業製造業の景況感を示す業況判断指数がプラス22となり、3月調査のプラス17から改善した。2018年以来の高水準で、Reutersがまとめた市場予想の中央値プラス16を大きく上回った。大企業製造業の改善は5四半期連続となる。 大企業非製造業の業況判断指数はプラス37と、1991年以来の高さを維持した。企業の物価見通しも上昇し、5年後の年間インフレ予想は2.6%と、…

3. 高市首相がインド到着 経済安全保障とLNG備蓄で連携強化へ

国際・外交 ・ 出典:Bloomberg

高市早苗(たかいちさなえ)首相は7月1日、第16回日印年次首脳会談に出席するためインドの首都ニューデリーに到着した。就任後初のインド訪問で、2日にナレンドラ・モディ首相と会談し、経済安全保障やサプライチェーンの強靭化、人工知能分野での協力について協議する。首相は3日に帰国の途につく予定。 両首脳は、特定国による経済的威圧を批判する共同宣言を採択する見通し。半導体、重要鉱物、クリーンエネルギー、医療品などの分野で協力を深めるほか、液化天…

4. メルコスールと日本、EPA交渉を正式開始 供給網の多様化狙う

国際・政策 ・ 出典:Reuters

南米の貿易圏メルコスールは6月30日、日本と経済連携協定(EPA)に向けた交渉を正式に開始したと発表した。欧州連合との合意に続く動きで、貿易関係の拡大を目指す。協定が実現すれば、人口約4億人、国内総生産の合計7兆ドル規模の自由貿易圏が生まれる。 メルコスールはアルゼンチン、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイで構成され、交渉開始はパラグアイの首都アスンシオンで開かれた首脳会議で表明された。両者はすでに1月と3月に日本政府との事前協議を実施…

5. アラブ首長国連邦、脱OPEC後に原油輸出が過去最高 サウジアラビアとの競争激化

業界・トレンド ・ 出典:Reuters

アラブ首長国連邦の6月の原油・コンデンセート輸出が過去最高水準に達したことが、船舶追跡サービスのKplerとVortexaの暫定データで明らかになった。同国は5月1日、約60年間加盟していた石油輸出国機構(OPEC)を脱退したばかりで、生産枠の制約から解放され、資源価値の最大化を進めている。 イランによるホルムズ海峡の封鎖が続くなか、アブダビ国営石油会社(ADNOC)は攻撃リスクを避けるため、船舶の位置情報発信装置を切った状態で原油を…

6. 米国株、2020年以来最高の四半期で上半期終える 半導体ラリーが牽引

マーケット・相場観 ・ 出典:WSJ

6月30日のニューヨーク株式市場で、S&P 500とNasdaq総合指数がそろって2020年以来最高の四半期上昇を記録し、2026年上半期を高値圏で終えた。ダウ工業株30種平均は過去最高値を更新し、過去5年で最高の上半期となった。半導体関連株の記録的なラリーが相場全体を押し上げた。 上昇の原動力となったのは、人工知能インフラ投資の拡大期待を背景とした半導体銘柄への資金流入だ。フィラデルフィア半導体指数は四半期ベースで過去最高の上昇率を…

7. Micron・Intel・AMD、第2四半期に時価総額計2兆ドル増 人工知能需要が押し上げ

業界・トレンド ・ 出典:CNBC

半導体大手のMicron Technology、Intel、Advanced Micro Devices(AMD)の3社が、2026年第2四半期に合計で約2兆ドルの時価総額を積み増したことが明らかになった。人工知能ブームが半導体全体に波及し、メモリーからロジックまで幅広い銘柄に資金が向かった結果だ。記録的な半導体ラリーが四半期の株価上昇を牽引した。 なかでもMicronは、人工知能向けの高帯域幅メモリー(HBM)需要の急拡大を追い風に…

8. マイケル・バーリ、AI・半導体バブルに空売り拡大 Tesla・Nvidiaを標的に

資産運用・個人マネー ・ 出典:Electrek

映画「マネー・ショート」で知られる投資家マイケル・バーリ氏が6月30日、Tesla、Nvidiaなど人工知能・半導体関連の複数銘柄に新たな空売りを仕掛けたことを、有料のニュースレターで開示した。同氏は一連のポジションを、過熱する人工知能・半導体市場に対する総合的な逆張りの賭けと位置づけている。 開示によると、バーリ氏は6月30日にTeslaを1株416.22ドル、Nvidiaを198.09ドル、建設機械大手のCaterpillarを1…

9. Apple供給業者Luxshare、31億ドルの香港IPO開始 中国テック上場ラッシュ主導

スタートアップ・M&A・資本政策 ・ 出典:CNBC

Apple向けの主要供給業者である立訊精密工業(Luxshare Precision)が7月1日、香港での新規株式公開(IPO)を開始し、最大31億ドル(約243億香港ドル)の調達を目指すと発表した。中国テック企業による香港上場ラッシュを主導する案件で、需要動向が注目されている。同社の売上高に占めるAppleの比率は約57%に達する。 今回のIPOには、アブダビ投資庁(ADIA)がコーナーストーン投資家として参加する。人工知能需要を背…

10. 金、四半期ベースで13年ぶり最大の下落 利上げ観測が重し

マーケット・相場観 ・ 出典:Reuters

金相場が2026年第2四半期に大幅に下落し、13年ぶりとなる四半期ベースの最大の落ち込みを記録した。7月1日のアジア時間には1トロイオンス=4000ドルを割り込む水準で推移した。アメリカの利上げ観測が強まり、金利を生まない金にとって逆風となっている。 下落の背景には、アメリカ連邦準備制度理事会が高インフレ抑制のため追加利上げに動くとの観測がある。クリーブランド連銀総裁が人工知能関連投資がインフレを助長していると警告するなど、当局者から…

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