2026/03/15の経済ニュース10選 - ガソリン補助金19日から再開 3月最終週に170円へ
2026年3月15日の経済ニュースでは、高市首相が19日に控えた日米首脳会談の議題について焦点が当たります。ホルムズ海峡での艦船派遣要求、続く原油高騰によるガソリン価格の上昇、春闘における賃上げの世代格差など、多岐にわたる経済の動向が見逃せません。
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1. 日米首脳会談19日確定、ホルムズ派遣・関税・対イラン協力の3テーマを高市首相はどう乗り越えるか
3月19日のホワイトハウスでの日米首脳会談まで4日となり、高市早苗首相が直面する課題の全容が明らかになってきた。TBS NEWS DIGが歴代中東支局長らを交えた特番で報じたところによると、トランプ政権が日本に求める要求は①ホルムズ海峡での機雷除去または艦船派遣②対米追加投資・関税交渉の加速③対イラン軍事作戦への協力の3点とみられており、外務省内ではすでに想定問答の準備が進む。 最も難易度が高いのが①の安全保障要求だ。自衛隊による機雷…
2. トランプ大統領、日中韓英仏に艦船派遣を名指し要求 イラン外相「物乞いだ」と一蹴
トランプ米大統領は14日(日本時間15日)、SNS「トゥルース・ソーシャル」に「ホルムズ海峡封鎖の影響を受ける国々は米国と連携して軍艦を派遣するだろう」と投稿し、中国・フランス・日本・韓国・英国を名指しして艦船派遣への期待を表明した。米政府高官が具体的な国名に言及するのは今回が初めてだ。さらに「ホルムズ海峡を通じて石油を受け取る国々はその通路を守るべきだ」と続け、安全保障の負担を同盟国・友好国に事実上転嫁する姿勢を鮮明にした。 イラン…
3. ガソリン価格、補助金支給で「3月最終週に安定化」の見通し 原油高騰・駆け込み給油に注意
原油価格が1バレル100ドル前後で推移する中、国内ガソリン価格の高騰が続いている。石油元売り大手ENEOSが12日から卸値を1リットルあたり26円値上げしたことで、一部スタンドでは185〜200円台に急騰、駆け込み給油の列ができる光景も各地で見られた。あるガソリンスタンド経営者は「補助金が効いて170円程度になるのは3月最終週くらいではないか」との見通しを示した。野村総合研究所の木内登英氏も補助金の店頭反映には1〜2週間のタイムラグが…
4. 来週の注目材料:RBAの利上げほぼ確実、日銀・英中銀・FOMCの姿勢に市場が注目
来週(3月16日〜21日)の金融市場では、主要国の中央銀行会合が一斉に集中する。17日にオーストラリア(RBA)、18日にアメリカ(FOMC)、19日に日本(日銀)・英国(英中銀)・スイス・ユーロ圏の政策会合が予定されている。みんかぶFXによると、RBAは中東有事に伴う原油高がインフレを押し上げているため「利上げがほぼ確実」とみられており、中東情勢が始まるまで年内2回の利下げが市場コンセンサスだったFOMCも「当面の利下げは難しい」と…
5. 春闘賃上げに「世代格差」、20代は伸長も50代は停滞 人手不足が映す構造
2026年春闘の賃上げ交渉結果が出そろいつつある中、朝日新聞は各社回答を分析し、20代若手社員の賃金上昇が顕著な一方、50代ベテラン社員の賃金はほとんど伸びていないという「世代格差」が浮き彫りになっていると報じた。人手不足が深刻なIT・製造・物流業界では若手・中途採用の市場価値に連動した賃上げが進む一方、年功序列モデルが残る50代層では既存の賃金体系が維持されやすく、実質的な恩恵が薄い状況が続いている。 企業側の背景としては、若い人材…
6. トランプ大統領、イランのカーグ島への追加攻撃を警告 停戦交渉を拒否し戦闘継続を示唆
ロイターは15日、トランプ大統領がイランのカーグ島に対する追加攻撃を警告するとともに、同盟国にホルムズ海峡への艦船派遣を求めたと報じた。NBCニュースに「カーグ島はほぼ完全に破壊した。さらに数回攻撃することもあり得る」と語り、軍事エスカレーションを示唆した。また「イランが条件を呑む準備ができているように見える」としながらも「条件がまだ十分でない」と述べ、中東の同盟国からの仲介提案をすでに3件拒否していたことも報じられた。 2月28日の…
7. UAEフジャイラ港でドローン攻撃・火災、原油積み込みが一時停止 イランが3港に避難警告
ブルームバーグは14日(日本時間15日)、アラブ首長国連邦(UAE)の主要石油ハブ、フジャイラ港でドローンが迎撃された際のデブリが火災を引き起こし、石油の積み込み作業が一時的に停止されたと報じた。フジャイラ港はホルムズ海峡の外側に位置し、UAEのムルバン原油(日量約100万バレル)の主要輸出港だ。火災はその後消し止められ、積み込み作業は再開したが、イランがUAEのフジャイラ・ジュベルアリ・ハリファの3港の住民に避難を呼びかけ「アメリカ…
8. 米中経済閣僚がパリで会合、貿易摩擦解消へ トランプ・習近平首脳会談への地ならし
ロイターは15日、アメリカのスコット・ベッセント財務長官と中国の何立峰副首相がパリのOECD本部で会合を開いたと報じた。議題はアメリカの関税調整、中国からのレアアース・磁石の供給確保、ハイテク輸出規制、そして中国による米国産大豆の購入量だ。これはトランプ大統領が3月末から4月初旬にかけて北京を訪問し習近平国家主席と会談するための「地ならし」交渉と位置付けられている。中国は大豆などの農産物については昨年のプサン合意の目標を達成しているが…
9. 米陸軍、アンドュリルと最大200億ドル・10年契約を締結 AIで兵器調達を一元化
TechCrunchは15日(日本時間)、アメリカ陸軍が防衛テックスタートアップのアンドュリル(Anduril Industries)と最大200億ドル(約3兆円)・10年間の単一企業契約を締結したと報じた。この「エンタープライズ契約」は、これまで120以上に分散していたアンドュリル製品・サービスへの調達を一本化するもので、ハードウェア・ソフトウェア・インフラ・サービスすべてを包括する。国防省幹部は「現代の戦場はソフトウェアで定義され…
10. 中国AIスタートアップMoonshot AI、180億ドル評価で10億ドル調達へ 「Kimi」開発元が急成長
テックメディアのTech in Asiaは15日、中国のAIスタートアップ「Moonshot AI」(月之暗面)が180億ドル(約2.7兆円)の企業評価額で10億ドルの資金調達を計画していると報じた。Moonshot AIは人気AI会話アプリ「Kimi(キミ)」の開発元で、200万トークンの長文コンテキスト処理や高精度な推論能力を強みとしている。The Business Timesによると今回の調達には複数のグローバルテック投資家が関…