2026/05/27の経済ニュース10選 - 日経平均66000円突破、半導体株主導で過去最高更新
2026年5月27日の経済ニュースでは、日経平均株価が初めて66000円を超え、半導体関連株が成長を牽引しています。日本銀行総裁によるインフレ懸念の警鐘や、タイワンでのNvidiaチップ密輸問題、サムスン電子の労使協定合意など、重要な動きが加わり、金融市場も注視されています。
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1. 日経平均が初の66000円台到達、半導体株主導で過去最高更新
東京株式市場で5月27日午前、日経平均株価が史上初めて66000円台に乗せ、過去最高値を更新した。前日終値から800円超上昇し、午前中の取引で66000円を上抜けた。半導体関連株が指数を強く牽引し、米国市場でマイクロン・テクノロジーが人工知能(AI)向け需要拡大を背景に時価総額1兆ドルに到達したことが投資家心理を刺激した。 東京エレクトロン、Advantest、ディスコといった半導体製造装置・テスター大手が軒並み高となり、SoftBa…
2. 植田日銀総裁、原油ショックが持続的インフレ化させる可能性に強く警鐘
日本銀行の植田和男(うえだかずお)総裁は5月27日、東京で開催した日銀主催の国際コンファレンスの冒頭講演で、ホルムズ海峡情勢を背景とする原油価格の急騰について「一時的な供給ショックであっても、インフレ予想とのフィードバックを通じて持続的な物価上昇に転化する可能性がある」と述べ、強い警戒感を示した。 植田総裁は、日銀が4月公表値で2.8%まで加速した新基調物価指標を引き合いに、エネルギー・教育補助金等の特殊要因を除いた純粋な物価トレンド…
3. タイワン検察、Nvidia AIチップが日本経由で中国に密輸された疑い
タイワンの検察当局は5月27日、Super Micro Computer製サーバーに搭載された先端Nvidia AIチップが、日本を経由して中国に密輸された疑いがあるとして3人を拘束した。Bloombergが関係者の話として報じた。当局はキールン地区検察庁の管轄で、輸出書類を改ざんし規制対象チップを違法に転送した容疑で捜査している。 アメリカ商務省はNvidiaの最先端AIアクセラレーターについて、中国向け輸出を許可制で厳格に規制して…
4. ウォール街のAI銘柄探しが味の素に到達、半導体絶縁体ABFで特需
Bloombergは5月27日、ウォール街の機関投資家がAIインフラ関連の次なる勝者を求めて、日本の調味料大手・味の素株式会社に大規模なポジションを構築していると報じた。同社が世界シェアの大半を握る半導体パッケージ用層間絶縁材「ABF(味の素ビルドアップフィルム)」が、AIアクセラレーター需要の急拡大により供給逼迫状態となっている。 ABFはCPU・GPUの高密度実装に不可欠な絶縁フィルムで、Nvidia、AMD、Intel等のハイエ…
5. スティーブン・ジェン氏、円高加速とキャリートレード解消リスクに警鐘
為替ストラテジストとして著名なスティーブン・ジェン氏(ユーリゾン・SLJキャピタル最高経営責任者)は5月27日、Bloombergのインタビューに対し、円相場が現行の1ドル=159円台から急速に円高方向に振れる可能性が高まっており、キャリートレードのアンワインドが金融市場全体のリスクオフを誘発しかねないと警告した。 ジェン氏は、日銀の早期追加利上げ観測と米連邦準備制度理事会(FRB)の年内利下げ見通しが組み合わさることで、日米金利差が…
6. アメリカ軍がイラン南部のミサイル拠点とボートに新たな攻撃、和平協議は継続
アメリカ軍は5月27日未明、イラン南部のミサイル発射拠点と複数の艦艇を対象にした新たな空爆を実施した。Al JazeeraおよびBBCが伝えた。アメリカ国防総省はホルムズ海峡近海で機雷敷設準備の動きが確認されたためと説明している。イラン側はこの攻撃を「停戦合意の重大な違反」と非難し、応戦態勢にある旨を声明で示した。 イラン外務省のスポークスマンはアメリカの行動を「悪意を持った行為」と批判し、テヘラン政府は「対応の用意はできている」と表…
7. エスケー・ハイニックスが時価総額1兆ドルクラブ入り、サムスン・マイクロンに続く
韓国の半導体大手エスケー・ハイニックスが5月27日のソウル株式市場で時価総額1兆ドル(約160兆円)に到達した。Reutersが報じた。先行してサムスン電子、アメリカのマイクロン・テクノロジーが1兆ドルクラブに加入しており、3社揃ってメモリ半導体大手が10兆円超級の時価総額グループに名を連ねる形となった。 エスケー・ハイニックスの株価は2026年に入って3倍以上に上昇しており、Nvidiaへの高帯域幅メモリ(HBM)の独占供給に近い地…
8. サムスン電子労組がボーナス賃金協定を正式承認、株価が時間外で急騰
韓国のサムスン電子の全国サムスン電子労働組合は5月27日、5月21日に経営側と合意した賃金・ボーナス協定を組合員投票で正式に承認した。Reutersが伝えた。長期化していた労使対立に終止符が打たれ、6月初旬から計画されていた18日間の一斉ストライキは正式に回避された。 合意内容には総額6.26億ウォン規模の特別ボーナス、基本給引き上げ、夜勤手当の改善などが含まれている。半導体部門の工場稼働がスト回避により安定する見通しとなったことで、…
9. スペースXのIPO申請書類、マスク氏に有利な条件が判明
The New York Timesは5月27日、イーロン・マスク氏が率いるスペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(スペースX)が米証券取引委員会(SEC)に提出した上場申請書類の内容を報じた。同申請書には議決権の集中、二重株式構造、ロックアップ条項の柔軟性など、創業者のマスク氏に著しく有利な条件が組み込まれていることが明らかになった。 スペースXは打ち上げサービス事業と衛星インターネット「スターリンク」事業を擁し、評価額は4…
10. クアルコム、TikTok運営バイトダンスと大型AIチップ供給契約
半導体大手クアルコムが、TikTokを運営する中国のバイトダンスと、AIアクセラレーターを供給する大型契約を締結したことが明らかになった。Reutersが27日にBloombergの報道を引用して伝えた。クアルコムにとってアメリカ製AIチップ需要拡大の象徴的な契約となり、Nvidia一強体制に挑む新たな足がかりとなる。 バイトダンスはTikTokのレコメンデーションアルゴリズムや動画生成AIモデルを中心に膨大な計算資源を消費しており、…